杉山すぴ豊のアメコミWeekly速報
『スパイダーバース』続編に登場、スパイダーマン2099とは 予告編の気になるポイントを解説
1分36秒目:マイルス版スパイダーマンがバースを超えていきます。前述30秒目でも指摘しましたが、次元を超える時の六角形(ヘキサゴン)に注目してください。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で宇宙空間をジャンプする時も六角形のポイントでジャンプするし、『ワンダヴィジョン』でも六角形というのはワンダが作り上げた結界がヘキサゴンでした。つまりマーベルの世界で六角形というのは時空・次元を超える際の重要な形なのです。
1分47秒目:マイルスくんが通り抜ける別バースの街は、文字や建物からしてインド? もしかしてインド用にローカライズされたスパイダーマン・インディアが登場するのか?
1分58秒目:本作のもう一人の主役と思われるスパイダーマン、スパイダーマン2099が登場です。その名のとおり、2099年の未来世界を舞台にしたスパイダーマン。本名ミゲル・オハラです。実はこのキャラ、『スパイダーマン:スパイダーバース』のクレジットシーンの後に出てきました。彼はブレスレット型のデバイスを造っており、それをはめてバースを移動します。このブレスレットを40秒目のスパイダーグウェンがはめていましたね。ということは、あのブレスレットを使って、今回スパイダーマン2099の呼びかけで様々なバースのスパイダーマンが集まるのか? なお、スパイダーマン2099の声はオスカー・アイザック。マーベル・シネマティック・ユニバース=MCUドラマ『ムーンナイト』の主役を演じます。スパイダーグウェンのヘイリー・スタインフェルド同様、2人のMCUスターが参加というわけです。
2分1秒目:スパイダーマン2099のブレスレットが928という数字を指しています。EARTH-928ということでしょうか? コミックにおけるスパイダーマン2099の活躍する世界です。なお、マイルスくんはEARTH-1610の住人です。
2分7秒目:ほとんど肉眼では見えませんが、様々なスパイダーマンの胸のマークが重なります。つまり、そのマークの分だけのスパイダーマンが登場ということでしょう。恐らく東映版スパイダーマンのマークもあるのでは?(2019年11月2日の米公式Twitterに投稿されたティザーにはちゃんと東映版スパイダーマンのシンボルがフィーチャーされていたので)
2分23秒目:出ました! PART ONE! ということはPART TWOはいつ? 恐らく以前、SSUの公開スケジュール発表でタイトル未定とされていた2023年10月6日(僕はここは『ヴェノム3』と予測していたのですが)? 1年にかけて2作連続公開って『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』&『アベンジャーズ/エンドゲーム』以来ですね! そのくらい超大作ということです!
実はSSUはブラジル・コミコン=CCXP Worlds 21あわせで、『モービウス』の迫力ある映像もリリースしました(こちらも近々解説したいと思います)。とても楽しみになってきた『SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE(PART ONE)』ですが、東映スパイダーマン&レオパルドンがどういう形で登場するのかも楽しみですね!
■公開情報
『SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE(PART ONE)(原題)』
2022年公開
監督:ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン
脚本:フィル・ロード&クリストファー・ミラー、デヴィッド・キャラハム
配給:ソニー・ピクチャーズ
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