佐野玲於、役作りは先輩ダンサーを参考に 関口メンディーはメンバーから共演NG?

 シカゴと日本を舞台にしたラブストーリー『COYOTE』に主演した片寄は、「英語のセリフ自体はすごく練習して準備していったのでそこまで困ることはなかった」とし、「関西弁と英語には、言いたいことを先に言う感じに親和性があった」とコメント。またコロナ禍を描く物語について、「最初は僕がシカゴに行くっていう台本があった」と話し、「その2人がコロナでこういうふうになった……と話が繋がっていったので、ある意味キャラクター的な部分をより深く読めた」と脚本と現実世界とのリンクを明かした。

片寄涼太

 一方メンディーは、これまでに片寄や白濱主演の学園青春ラブストーリーを手掛けてきた新城毅彦監督の『真夜中のひとりたち』に主演。「僕はずっと学生の青春映画に出たいと言ってきて。よしっ、ついに学生が来た! キラキラな青春ものがきた! と思った」と言うが、実際に演じたのはシリアスな役どころ。メンディーは「少し大人なキュンとするストーリーだったので、勉強になったこともたくさんあったし、今までのキャラとは離れた役柄だったので、すごく素敵な経験になりました」としみじみ語った。

関口メンディー

 同作の主題歌を担う数原龍友は、MCから“おすすメンディー”なシーンを聞かれ「キュンとくる場所でいうと、抱きしめ合うシーンなんじゃないですか。メンさんって、力加減を知らないゴリラなんですよ。相手は女性だし、キツく抱きしめすぎてポックリってこともなかったのかな」と話すと、「ポックリ!?」と目を丸くするメンバーたち。相手の女性の方は大丈夫でした? 背骨とか」と続けると、メンディーは「優しく抱きしメンディーしたので大丈夫!」と白い歯を見せていた。

数原龍友

 ここで、10周年に突入したGENERATIONSに、SABU監督から花束贈呈のサプライズが。花束を受け取ったリーダー・白濱とSABU監督のフォトセッションでは、「写りたいな」と、写真に入り込もうとする数原と中務。さらには白濱に対し、「サプライズだし、泣くやつじゃないの?」と顔を見合わせる片寄と小森。リクエストに応え、涙を拭うように目に手を当てる白濱が「言葉がない……」と言えば、佐野が「それ、ラモスさんの言い方。(観客には)伝わらないかぁ」と茶々を入れるなど、とことん仲良しトークを繰り広げていた。

 改めて「言葉あります」と笑った白濱は、「9年前にデビューして、すごく詰まっていてあっという間だった。今後も7人一丸となって挑戦していきたいですし、挑戦し続ける各メンバーであってほしい。温かく見守ってもらえると嬉しいです」と挨拶。「よろしくお願いします」とメンバー全員がそろって頭を下げると、会場は大きな拍手に包まれた。

■公開情報
『昨⽇より⾚く明⽇より⻘く-CINEMA FIGHTERS project-』
TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中

『BLUE BIRD』
監督:SABU
出演:佐野玲於、醍醐虎汰朗
主題歌:「あおいとり」 KAZUKI(DOBERMAN INFINITY)

『真夜中のひとりたち』
監督:新城毅彦
出演:関口メンディー、阿部純子、村上淳
主題歌:「笑うしかないトラジディー」数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)

『言えない二人』
監督:山下敦弘
出演:白濱亜嵐、門脇麦、坂井真紀
主題歌:「そんなことキミに言えない」 DEEP SQUAD

『怪談満月蛤坂』
監督:森義隆
出演:中務裕太、山田真歩、筒井真理子
主題歌:「散る散る満ちる」 伶

『COYOTE』
監督:真利子哲也
出演:片寄涼太、ステファニー・パーク、藤井武美、板倉武志
主題歌:「サクライロ」片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)

『水のない海』
監督:久保茂昭
出演:小森隼、ルナ、聡太郎
主題歌:「愛だけは・・・」 iScream

エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
企画・プロデュース:別所哲也
コンセプトプロデューサー:小竹正人
制作:パシフィックボイス
配給:LDH PICTURES
(c)2021 CINEMA FIGHTERS project
公式サイト:https://ldhpictures.co.jp/200927_1/
公式Twitter:@cinema_fighters

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