西島秀俊&中村倫也、白石和彌監督の『仮面ライダーBLACK SUN』でW主演に
西島秀俊と中村倫也が『仮面ライダーBLACK SUN』でW主演を務める。
1971年にテレビ朝日系にて放送がスタートした石ノ森章太郎原作の『仮面ライダー』。以来、数々の仮面ライダーが登場し、半世紀に渡って愛され続け、2021年にシリーズ50周年を迎えた。そして仮面ライダー生誕50周年を記念して、歴代仮面ライダーシリーズの中でも『仮面ライダー』(1971〜1973年放送)への原点回帰をコンセプトとし、過酷な運命を背負った主人公の悲哀に満ちたストーリーが魅力の人気作『仮面ライダーBLACK』(1987〜1988年放送)が、30年以上の時を経て新たにリメイクされる。
監督を務めるのは、『凶悪』や『孤狼の血』などのヒット作品を数多く手がけてきた白石和彌。脚本は『凶悪』『ひとよ』などで白石監督とタッグを組んできた高橋泉が担当する。
白石監督作品初出演となる西島が演じるのは、本作の主人公である南光太郎/仮面ライダーBLACK SUN。日蝕の日に生まれ、怪人たちの頂点である「創世王」の候補となるべく改造された。怪人と人間との狭間で揺れ動く、優しさを胸に抱いた哀しき宿命の戦士。変身することで仮面ライダーBLACK SUNとなる。
中村が演じるのは、『仮面ライダーBLACK』でも主人公のライバルとして人気を集めた秋月信彦/仮面ライダーSHADOWMOON。光太郎と同じ日、同じ時に生まれたもう一人の「創世王」候補だ。親友として光太郎と共に育った、高潔な心の持ち主。だが、やがてその思想によって光太郎と対立する。変身することで仮面ライダーSHADOWMOONとなる。
なお、西島と中村は、共に仮面ライダー作品初出演となる。
西島と中村からはコメント映像も到着。西島は、本作について「白石監督なのできっと深い深い社会派の人間ドラマになると思います。大人の皆さんが楽しめる、さらに子どもたちが心の中に仮面ライダーを持って生きられる、そんな作品にします! 全力で、命がけでチャレンジしたいと思っています」とコメント。中村は、「白石監督らしく、しっかり人と人の物語や歴史、カタルシス、さらに仮面ライダーの持つかっこよさや、ブラックの持つ痛みなど、たくさん味わえる作品になる予感がしています」と本作への期待を語っている。
さらに、オリジナル作品『仮面ライダーBLACK』から一新されたスタイリッシュなデザインが印象的な仮面ライダーBLACK SUNが描かれたティザービジュアルと、東京都練馬区のバイクショップ「Cherry's Company」がカスタムを手がけたバトルホッパーの実機も公開された。写真は制作中のものだが、完成した実機は12月5日開催予定の「Yokohama Hot Rod Custom Show 2021」で展示される予定だ。
また、公式サイトでは、白石監督、コンセプトビジュアルを担当する樋口真嗣、特撮監督を務める田口清隆によるインタビュー映像が公開中。本作のキャラクターデザインや怪人たちの思い出などを語っている。
■配信情報
『仮面ライダーBLACK SUN』
2022年配信
出演:西島秀俊、中村倫也
監督:白石和彌
脚本:高橋泉
コンセプトビジュアル:樋口真嗣
特撮監督:田口清隆
(c)石森プロ・ADK EM・東映
公式サイト:https://www.kamen-rider-official.com/blacksun
公式Twitter:@KR_BLACKSUN