鷲見玲奈、『ドクターX』出演決定 あざとい女優役に「アナウンサーにも通じる」

 11月4日に放送される米倉涼子主演ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』第4話に、鷲見玲奈が出演することが決定した。

 本作は、米倉演じる主人公・大門未知子が病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描いた医療ドラマ。2012年の誕生以来、全シリーズで高視聴率を叩き出し、全シリーズの平均視聴率20%超えの快挙を達成。橋田賞や向田邦子賞をはじめとする各賞を受賞している。

 100年に1度のパンデミックが猛威を振るう最新シリーズ。世界中で医療崩壊が起こるなか、今や「東帝大」は感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針を採用。かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭し、病院を牛耳ろうとする。

 第4話では、外科と内科の勢力争いに加え、女優同士の争いも勃発。鷲見はその火付け役となる唯花のライバル女優・早水楓を演じる。楓は鷲見自身も認める“あざとい女”で、世界的大舞台で主演を務めることになっていた唯花の入院を機に、主役の座を奪おうと闘志メラメラ状態。楓の動きは巡り巡って「東帝大学病院」の采配にもあってはならない影響を
及ぼすことになり……。

 楓を演じるにあたり、鷲見は「牌を争うという意味では、女優の世界は少しアナウンサーにも通じる部分があるのかもしれません(笑)。そう思ったので、自分がかつて抱いた悔しい気持ちなどを思い出したりして、演じました」とコメント。「凰稀さんとバチバチし合う場面では、リハーサル中、あまりに強い凰稀さんの眼に思わず怯んでしまいました」と凰稀かなめとの共演を振り返り、「現場ではガチガチに緊張していたのですが、リハーサルでは私のあざとい役どころのセリフに米倉さんや今田さんが笑ってくださって、少し緊張が和らいだのを覚えています」と語った。

鷲見玲奈(早水楓役) コメント

『ドクターX』にゲスト出演できると初めて聞いたとき、自分の耳を疑いました。私自身も何度も見ていた人気ドラマに、まさか出演できるなんて思ってもみなかったので、「本当にあの『ドクターX』!?」という感じでした。
私の役は、凰稀かなめさんが演じられるミュージカル女優から、主役の座を奪おうとするライバル女優です。牌を争うという意味では、女優の世界は少しアナウンサーにも通じる部分があるのかもしれません(笑)。そう思ったので、自分がかつて抱いた悔しい気持ちなどを思い出したりして、演じました。凰稀さんとバチバチし合う場面では、リハーサル中、あまりに強い凰稀さんの眼に思わず怯んでしまいましたが、本番では気持ちを入れ直して臨みました。
実は私、現場ではガチガチに緊張していたのですが、出演者の皆さんがとても明るく、
優しくて、安心しました。リハーサルでは私のあざとい役どころのセリフに米倉(涼子)さんや今田(美桜)さんが笑ってくださって、少し緊張が和らいだのを覚えています。たくさんのファンがいらっしゃる“愛されるドラマ”に参加させていただくことに、いまだ不安もありますが、どうか温かい目でご覧いただけたら、うれしいです。

■放送情報
『ドクターX~外科医・大門未知子~』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:米倉涼子、内田有紀、遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳、西田敏行、野村萬斎
脚本:中園ミホほか
音楽:沢田完
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)、峰島あゆみ(テレビ朝日)、霜田一寿(ザ・ワークス)、大垣一穂(ザ・ワークス)
演出:田村直己(テレビ朝日)、山田勇人
制作協力:ザ・ワークス
制作著作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日

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