『スイング・ステート』監督が語る 劇中の選挙戦は「バットマンとスーパーマンの戦い」
TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほかにて公開中のスティーヴ・カレル主演映画『スイング・ステート』より、監督・脚本を務めたジョン・スチュワートのインタビュー映像とメイキング写真が公開された。
ブラット・ピットが製作総指揮を務め、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』のPLAN Bが贈る本作は、大統領選でトランプに大敗した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすコメディ映画。16年間にわたりコメディ・セントラルの『ザ・デイリー・ショー』の司会を務め、アカデミー賞でも2度司会を担当したスチュワートが監督・脚本を務めた。
スチュワート監督は16年間にわたりアメリカのコメディ専門チャンネルの番組『ザ・デイリー・ショー』の司会・脚本・プロデュースを務め、アカデミー賞でも2度司会を担当し、コメディアンとしても活躍している。
スチュワート監督は本作で描きたかったのは「限定的にならずにこの瞬間を風刺する方法だ」と話す。スティーヴ・カレルとローズ・バーンが小さな町で繰り広げる民主党VS共和党の選挙戦については「バットマンとスーパーマンの戦いみたいなもんさ。彼らは町をメチャクチャに破壊するが、自分たちの戦いが終わると町を去っていく。残された人たちが町を再建するしかないんだ」と例えた。
また、カレルについて「主役を任せられるのはスティーヴだけだった」と全幅の信頼を寄せているようで、「彼を念頭に(脚本)を書いたから引き受けてくれてよかった」と明かした。ローズ・バーンに関しても、撮影時のエピソードを振り返り「毎回一発で決めてくれ、見事なアドリブも加えてくる。大女優なんだと再認識したよ」と語った。
メイキング写真では、スチュワート監督がカレルやバーン、クーパーに演出する様子が切り取られている。
■公開情報
『スイング・ステート』
TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほかにて公開中
出演:スティーヴ・カレル、クリス・クーパー、マッケンジー・デイヴィス、トファー・グレイス、ナターシャ・リオン、ローズ・バーン
監督・脚本:ジョン・スチュワート
配給:パルコ ユニバーサル映画
2020年/アメリカ/102分/カラー/ヴィスタ/原題:Irresistible
(c)2021 Focus Features, LLC. All Rights Reserved
公式サイト:swingstate-movie.com