『ボクの殺意が恋をした』中川大志の“ポンコツぶり”が愛おしい デスレースは恋の三角関係?

 対して美月は、確実に柊に心を開きはじめている。病気の母(?)のことを明かし、「今書いている新作の漫画を早く完成させてプレゼントしたいの」と夢を語る。だが柊は、その話を聞きながら、「(誰もいない! 絶好の殺害スポット!)」と思っているのが切ない。

 そんな時、美月の手にヨーヨーが握られていることに気が付く。流星からもらったものらしいが、なぜか中に水が入っていない。そこで思い出したのが、育ての親で伝説の殺し屋・男虎丈一郎(藤木直人)に教えてもらった知識だ。塩素と水素の等量混合気体が入っているところに光が当たると、連鎖反応を起こして爆発をしてしまう。

 「まさかこの中身って……」とギリギリで気付いた柊は、ヨーヨーを投げ捨て、美月を抱きしめる。するとその背後に、大輪の花火が打ち上がり始めた。まるで恋愛映画のクライマックスのようなシーンだが、柊の狙いはあくまで美月を殺害すること。「なんでキュンとしてんだよ……」と呟いた柊は、美月を殺すことができるのか? 流星とのデスレースにも注目したい。

■菜本かな
メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。Twitter

■放送情報
『ボクの殺意が恋をした』
日本テレビ系にて、毎週日曜22:30~23:25放送
出演:中川大志、新木優子、鈴木伸之、田中みな実、中尾明慶、永田崇人、小西はる、水野美紀、藤木直人
脚本:徳永友一ほか
監督:星野和成、宝来忠昭
チーフプロデューサー:岡本浩一
プロデューサー:中間利彦、小島祥子、石田麻衣(ホリプロ)
共同プロデューサー:三上絵里子(日本テレビ)
制作協力:ホリプロ
制作著作:読売テレビ
(c)読売テレビ
公式サイト: https://www.ytv.co.jp/bokukoi/
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