増田貴久、『ボイス』で見せてきた新たな表情 “兄貴”唐沢寿明との再共演は期待大?

 7月10日にスタートする新ドラマ『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)にNEWSの増田貴久が出演する。

 「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」ーー通報を受けてから一刻を争う緊急指令室“ECU”(Emergency Call Unit)を舞台に描かれたタイムリミットサスペンスで、2019年7月期に『ボイス 110緊急指令室』が放送され、ちょうど2年が経った。

 唐沢寿明演じる主人公・樋口彰吾は港東署ECU緊急出動班の班長で、「ハマの狂犬」の異名を持つ敏腕刑事。緊急指令室ECUの室長でボイスプロファイラー、声紋分析官の橘ひかりには真木よう子。そして増田貴久は、彰吾を“兄貴”と慕う、港東署ECU緊急出動班・捜査員の石川透を演じる。現場に出向いて奮闘する彰吾と透のバディ、ひかりを筆頭とするボイスプロファイラーたちが協力して事件を解決に導いていく。

 前作では、彰吾を慕う一方で、黒幕である本郷ホールディングスに弱みを握られ、3年間も操られていた透。まさかの展開に動揺した視聴者も少なくなかっただろう。しかし、彰吾と透のバディの絆はより強固なものになった。

 増田といえば、いまや『ネタパレ』(フジテレビ系)、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「グルメチキンレース・ゴチになります!」にレギュラー出演しており、バラエティの印象が強いかもしれない。しかし、ドラマ作品への出演も多く、2001年『3年B組金八先生』第6シリーズ(TBS系)や『ダンドリ。〜Dance☆Drill〜』(フジテレビ系)で学生役を演じてきた。

 2009年には、KAT-TUN中丸雄一とともに出演した『RESCUE〜特別高度救助隊』(TBS系)で特別高度救助隊の候補生の消防隊員役を、2012年には『レジデント〜5人の研修医』(TBS系)で救命救急の研修医役と、職業ドラマへの出演経験も。また、単独舞台も定期的に出演してきた。2020年上演の舞台『ハウ・トゥー・サクシード』では、主役のフィンチを熱演。笑いを盛り込んだユニークなセリフを、くるくると表情を変えながら魅了。ハマり役と呼べるほどの楽しい舞台となった。

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