すでに息ぴったりの重岡と仲野だが、今作で初共演。重岡は「初めて会った感じがしてない」といい、「楽しいですよ、毎日。しげしげが笑わせてくれるから」と仲野。「同じ28歳で、何かが流行った時の年齢も全部一緒だから」と重岡はその理由を分析し、格闘技好きの趣味も合うことから、仲野も「とにかく気が楽ですね」と穏やかに語った。

　そんな2人に対し、岸井は「精神年齢が本当に低いんですよ」と話し、「そこに入ると楽しいけど、楽屋に帰ると『疲れたぁ』って」と本音を吐露。話を聞いて頷く木村だったが、実は自身も「精神年齢16歳」と言われたそうで、「ピチピチの高校生です」とほほえんでいた。

　第1話の見どころについて木村は、重岡と仲野の“小気味よい会話”を挙げ、「アドリブかと思うくらい自然だから、悲しいセリフも未来があるように聞こえてくる」と感心しきり。「そこは、この物語全体の要でもあると思う」という木村の言葉に、重岡と仲野は「今日は気持ちよく眠れるな」と嬉しそうに笑みをこぼした。

　この日は七夕ということで、願い事を書いた短冊を手にする4人。重岡は「笑顔の絶えない現場でありますように」としたため、「やっぱり楽しい現場が好きなんですよ。それがまた映像に乗っかると思う」とにっこり。木村が「みんなでわらえますように」、仲野が「楽しい夏になりますように」、岸井が「毎日晴れますように」とそれぞれ願いを込め、互いの願いが似通っていることを「ワンチーム！」と喜んだ。

　ここで、重岡、木村、岸井と親子役を演じる佐藤、宮崎莉里沙、三浦綺羅が登場。重岡は、大きな声で挨拶する子どもたちに「かわいい」とデレデレで、短冊には「なんて書いたの？　見せて見せて」と興味津々。佐藤の「パパと（手遊びの）ゲームする」という願いに「いっぱいしよう」と目尻を下げ、その後も肩に手を乗せたり、目線を合わせて話しかけたりと、存分にパパぶりを発揮していた。

　最後に、岸井は「みんなが家族になっていく姿を楽しんでほしい」、仲野は「優しさいっぱいに届けたられたら」、木村は「今、家族といられない人もいらっしゃると思うけど、ひとりじゃないんだと感じとっていただけたら」と作品をアピール。重岡が「家族ってこうよな。うちもそうだったなって、家族愛の本質に触れられるドラマ。まずは第1話、ぜひご覧ください」と呼びかけ、子どもたちと楽しそうに会場を後にした。

■放送情報
金曜ドラマ『#家族募集します』
TBS系にて、7月9日（金）スタート 毎週金曜22:00～22:54放送
※初回は15分拡大、22:00～23:09放送
出演：重岡大毅（ジャニーズWEST）、 木村文乃、仲野太賀、岸井ゆきの、金子大地、小松和重、福山翔大、丸山礼、佐藤遙灯、宮崎莉里沙、三浦綺羅、山本美月（特別出演）、石橋蓮司
脚本：マギー
演出：福田亮介、村尾嘉昭
プロデューサー：佐久間晃嗣、岩崎愛奈、那須田淳
製作：TBSスパークル、TBS
(c)TBS