『青天を衝け』堤真一×木村佳乃、涙なしには見られない夫婦の最期 山崎育三郎も初登場
さらに池田屋事件で火がついた長州藩が京都での復権を目指して、会津藩の排除を挑んだ「禁門の変」が描かれ、長州の存在感が増す『青天を衝け』。2週間ぶりに姿を見せた徳川家康(北大路欣也)が、後ほど栄一に深く関わる2人として紹介したのが長州藩士の伊藤俊輔(山崎育三郎)と井上聞多(福士誠治)である。演じる山崎育三郎、福士誠治はともに大河初出演。中でも山崎が演じるのは渋沢栄一の先輩とも言える、紙幣に肖像が描かれた初代内閣総理大臣・伊藤博文。短い時間ながら、そのセリフがほとんど英語というインパクト大の初登場シーンとなった。
第18回「一橋の懐」では、栄一が天狗党討伐のため慶喜とともに京を発つ。降伏を決める耕雲斎(津田寛治)に悲しい運命が待ち受けていた。栄一が言う「一橋の懐具合」とは一体。
■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter
■放送情報
大河ドラマ『青天を衝け』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアムにて、毎週日曜18:00~放送
BS4Kにて、毎週日曜9:00~放送
出演:吉沢亮、小林薫、和久井映見、村川絵梨、藤野涼子、高良健吾、成海璃子、田辺誠一、満島真之介、岡田健史、橋本愛、平泉成、朝加真由美、竹中直人、渡辺いっけい、津田寛治、草なぎ剛、堤真一、木村佳乃、平田満、玉木宏ほか
作:大森美香
制作統括:菓子浩、福岡利武
演出:黒崎博、村橋直樹、渡辺哲也、田中健二
音楽:佐藤直紀
プロデューサー:板垣麻衣子
広報プロデューサー:藤原敬久
写真提供=NHK