田中裕子、國村隼、イッセー尾形、山本晋也の姿が 『映画 太陽の子』新場面写真公開
8月6日に公開される『映画 太陽の子』の新たな場面写真が公開された。
NHKとELEVEN ARTS Studios(USA)による、日米合作作品として製作された本作は、NHK総合にて放送されたドラマ『太陽の子』を新たな視点で映画化し、戦時下の科学者の苦悩を描いた青春群像劇。映画版では、時代に翻弄された修、世津、裕之、それぞれの想いが交錯するとともに、「原爆開発」の依頼を受けた修をはじめとする研究員の情熱と葛藤がより深く描き出されていく。
京都帝国大学の物理学研究室で原子の核分裂について研究している石村修を柳楽優弥、空襲の被害を防ぐための建物疎開で家を失った修の幼なじみ・朝倉世津を有村架純が演じ、修の弟・裕之を昨年7月18日に急逝した三浦春馬さんが演じた。そのほか、田中裕子、國村隼、イッセー尾形、山本晋也らが脇を固める。
脚本・監督を務めたのは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、映画『セカンドバージン』の⿊崎博。またスタッフとして、⾳楽に『愛を読む⼈』のニコ・ミューリー、サウンドディレクターに『アリー/ スター誕⽣』のマット・ヴォウレスが参加した。
公開された場面写真では、田中、國村、イッセー、山本らの姿が捉えられている。
田中が演じるのは、修と裕之の母親・フミ。修と裕之の母で、軍人の夫を失ってからは女手一つで、時に優しく、時に厳しく息子たちを育て、違う道をそれぞれに歩む息子たちを案じながらもじっと見守っている。國村は、実在した京都帝国大学理学部の教授で日本の原子物理学の第一人者、荒勝文策を演じる。荒勝は、アインシュタインとも交流を持ち、徹底した実験主義で原子核エネルギーの秘密に迫ろうとする。
イッセーが演じるのは、京都五条坂にある陶器屋「釜いそ」の主・澤村。焼き物の釉薬として使用している「硝酸ウラン」を修に提供し、終わりの見えない戦争へ静かな怒りを抱えながらも、修へ協力してくれるキャラクターとなる。山本は、世津(有村架純)の祖父・朝倉清三役を務める。清三は、世津と二人で寄り添うように暮らしてきたが、建物疎開で家を失い、世津と一緒に修の家の離れに移り住むことになる。
■公開情報
『映画 太陽の子』
8月6日(金)全国公開
出演:柳楽優弥、有村架純、三浦春馬、イッセー尾形、山本晋也、ピーター・ストーメア、三浦誠己、宇野祥平、尾上寛之、渡辺大知、葉山奨之、奥野瑛太、土居志央梨、國村隼、田中裕子
脚本・監督:黒崎博
音楽:ニコ・ミューリー
プロデューサー:コウ・モリ、土屋勝裕、浜野高宏
制作:KOMODO PRODUCTIONS
Presented by ELEVEN ARTS STUDIOS / NHK
配給:イオンエンターテイメント
(c)2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ
公式サイト:https://taiyounoko-movie.jp/