中田乃愛、『マイ・ダディ』でムロツヨシの娘役に 多様な表情収めた特報映像&ポスターも
ムロツヨシ初主演映画 『マイ・ダディ』の特報映像とポスタービジュアルが公開され、合わせて中田乃愛の出演が発表された。
本作は、監督・共同脚本を務める金井純一が、2016年に開催された第2回「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM(ツタヤクリエイターズプログラム)」において、総応募数422作品の中から準グランプリを受賞した企画を映像化するもの。Hulu配信ドラマ『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』などの脚本を手がける及川真実との共同脚本で映画化される。
ムロが演じるのは、牧師で一児の父・御堂一男。妻を早くに亡くし、中学生の娘とふたり暮らしつつましくも幸せな日々を送っていたが、ある日突然、最愛の娘が病気に。さらに信じられない事実を知らされる一男。翻弄され、それでもどうにかしようと動き出す、ひとりの父親に扮する。
中田が演じるのは、一男の娘・ひかり。第8回「東宝シンデレラ」オーディションにてファイナリストとなり、2019年公開の映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES』にて女優デビューした中田の映画出演は今作が2作目となる。本作の娘役を決めるオーディションに参加し、役を勝ち取った。
お父さんとの距離が微妙に開きつつある思春期の中学生・ひかりは、幼い頃に母親を亡くし、父とふたり、仲睦まじく暮らしている最中、突然の病気を宣告される。多感な時期で、父親の小言にもうんざりする一方、お父さんのことが大好きでもあり、そして今でもずっと、お母さんのことを愛している。
あわせて公開された特報映像では、映画初主演となるムロが、はにかんだり、微笑んだり、悔しんだり、悩んだり、怒りをぶつけたり、殴られたり、涙を流したりと、とにかく多様な表情・表現が収められている。一方のポスターには、ムロの何かを見据えた表情が収められている。
なお、本作の公開日は9月23日に決定した。
中田乃愛 コメント
参加が決まった時の心境について
オーディションの時から絶対に「ひかりになりたい」という想いが強かったので、作品に出演できると知った時は、驚きと不安と嬉しさで胸がいっぱいでした。
沢山の方の想いが重なって実現出来た、パワーのある奇跡のような作品だと思うので、いろんな方にお届け出来るように精一杯頑張ります。
ムロツヨシの印象
いつも明るく朗らかで、とても真面目な方だと思います。ムロさんがいらっしゃるだけで、その場が明るくなってみんなが笑顔になる。いつも気にかけてくださって、私が緊張していた時も和ませてくださったり、緊張ごと肯定してくださって心が軽くなったのをよく覚えています。撮影が延びてしまった間も連絡をしてくださり、おすすめの映画を教えてくださるなど本当に優しい方です。
映画を観た感想
スクリーンに自分がいるのは、少し恥ずかしくもありましたが、映画としてひとつの形になったのだという実感が湧いて感慨深かったです。目まぐるしくて予想だにしないことが起きても、確かにそこにあって変わらないものをずっと大事にしていたいと思える作品だと思います。そして物語終盤にかけても注目していただきたいです。
■公開情報
映画『マイ・ダディ』
9月23日(木・祝)全国公開
出演:ムロツヨシ、中田乃愛
監督:金井純一
脚本:及川真実、金井純一
配給:イオンエンターテイメント
(c)2021「マイ・ダディ」製作委員会
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