リリー・コリンズとサイモン・ペッグが初共演を果たしたミステリー映画『Inheritance（原題）』が、邦題『インヘリタンス』として6月11日より日本公開されることが決定した。

　ニューヨークの政財界に絶大な影響力を持つ銀行家のアーチャー・モンローが急逝した。アーチャーの遺産は妻と政治家の息子、そして地方検事である娘のローレン（リリー・コリンズ）へと相続された。さらに、ローレンへはアーチャーからの「真実は掘り起こすな…...」という遺言とともに1本の鍵が遺されていた。ローレンは遺言を頼りに邸宅の裏手に隠された扉を発見する。鍵は地下室への扉を開けるものだった。地下へ足を踏み入れたローレンは、鎖に繋がれた男（サイモン・ペッグ）を発見する。モーガンと名乗る男は、30年に渡りアーチャーの手で監禁されていたと語り始める。果たして、30年前の因縁とは。そこにいはモンロー家にまつわる忌まわしき秘密が隠されていた。

　主演を務めたのは、日本でも大ヒットを記録した『白雪姫と鏡の女王』『あと1センチの恋』『テッド・バンディ』、さらには Netflix にて配信中のドラマシリーズ『エミリー、パリへ行く』が記憶に新しいコリンズ。本作では、急死した資産家の父が遺した家族にまつわる秘密を解き明かそうと奔走する検事を演じた。さらに30年に渡り地下室に囚われていた謎の男を演じるのは、『ミッション：インポッシブル』シリーズのペッグ。役にふさわしい肉体を作りたかったと語る彼は、本作では痩せこけ狂気を帯びた人物を演じるために6カ月に渡る肉体改造に挑み、体脂肪率6%の筋肉質な身体を作り上げた。監督を務めたのは、『アニー・イン・ザ・ターミナル』のヴォーン・スタイン。

■公開情報
『インヘリタンス』
6月11日（金）新宿武蔵野館ほか順次公開
監督：ヴォーン・スタイン
出演：リリー・コリンズ、サイモン・ペッグ、コニー・ニールセン、チェイス・クロフォード、パトリック・ウォーバートン、マルク・リチャードソン、マイケル・ビーチ
脚本：マシュー・ケネディ
編集：クリスティ・シメック
音楽：マーロン・エスピノ
撮影：マイケル・メリマン
製作：リチャード・バートン・ルイス、デヴィッド・ウールフ、アリアンヌ・フレイザー
配給：クロックワークス
2020年／アメリカ／カラー／111分／シネマスコープ／英語／5.1ch／英題：Inheritance／レイティング：G／日本語字幕：北村広子
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公式サイト: https://klockworx-v.com/inheritance/