各々の正義がぶつかるクライマックスへ 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』最終予告
ディズニープラスにて独占配信中のドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』より、最終予告編が公開された。
(※本記事には『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』第4話の結末を含むネタバレが記述されています)
本作は、アベンジャーズの先頭に立ち、世界の平和を守ってきたヒーロー、キャプテン・アメリカが自身の象徴である盾(シールド)をファルコンに引き継いだ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストシーンから直結する物語。アベンジャーズメンバーとしてともにキャプテン・アメリカと戦ってきた人工の翼を駆使する空飛ぶ戦士ファルコン(サム・ウィルソン)に加え、かつては洗脳され暗殺者として活躍していたものの、本来の人格を取り戻し、長年の親友であるキャプテン・アメリカとともに戦うようになった超人兵士、ウィンター・ソルジャー(バッキー・バーンズ)が主人公として、世界を揺るがす壮大な戦いに巻き込まれていくこととなる。
これまで同様に、ファルコンをアンソニー・マッキー、ウィンター・ソルジャーをセバスチャン・スタンが演じ、『ウォーキング・デッド』『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のエピソード監督を務めたカリ・スコグランドがメガホンを取る。
現在、全6話中4話までが配信されており、いよいよ残すところあと“2話”。大詰めとなる第5話、第6話でどんな展開を見せるのか。激しいアクションシーンや新たなシーンを含む、それぞれのキャラクターの“正義”がぶつかり合う最終予告編が公開された。
公開された予告編は、伝説のヒーロー、キャプテン・アメリカのシンボルだった“盾”を受け継いだものの、それを手放してしまったファルコンと、彼に代わって新たな盾の持ち主となった2代目のキャプテン・アメリカことジョン・ウォーカーが対比的に描かれたものとなっている。共に戦っているウィンター・ソルジャーからも「なぜ盾を手放した?」と問われるなど、その行動に疑問を抱かれていたファルコンだが、本映像の中では「俺たちの国だ 盾が無くても 誰にも遠慮せず身を捧げる」と答える姿が。そこにはキャプテン・アメリカとしてではなく、盾を持たなくても“正義のために身を粉にして戦う”、そんなファルコンのヒーローとしても確固たる決意を感じられる。
一方でジョン・ウォーカーは、盾を持っていることで自分がヒーローである正当性を誇示しているようにも見える。先週配信された第4話では、謎のテロ組織フラッグ・スマッシャーズのメンバー1人を公衆の面前で、“盾”を使って殺めてしまったジョン・ウォーカー。正義の象徴であるはずの“盾“が血に汚れる、驚愕のラストに、SNS上では「マーベル史上最もダークな展開」などと言った声が寄せられ、今後の予測がつかない展開に期待が集まっている。「もう誰も傷つけるな」と諭すファルコンとウィンター・ソルジャーと、「本気なのか?」と反発を見せるジョン・ウォーカーだが、大きな過ちを犯してしまった“2代目キャプテン・アメリカ”と彼らが共闘する瞬間はやってくるのか……。フラッグ・スマッシャーズの戦いもいよいよクライマックスへ。混沌を極める世界でそれぞれの正義を貫き戦う彼らは、人々の新たなヒーローとなり、この世界を救うことができるのだろうか。
■配信情報
ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
ディズニープラスにて独占配信中
出演:アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタン、ダニエル・ブリュール
監督:カリ・スコグランド
脚本:マルコム・スペルマン
原題: The Falcon and Winter Soldier
(c)2021 Marvel