中川大志×石井杏奈、安心感のあった3度目の共演を振り返る “憧れの青春あるある”トークも

ふたりが考える「青春あるある」

――朝の通学路で清澄が玻璃を待っているシーンがあります。本作ではきっかけが玻璃への周囲のいじめではありますが、シチュエーションとしては「青春あるある」にも見えます。何か憧れのシチュエーションはありますか?

中川:僕は中学の頃の実体験なんですけど。小学校から一緒にあがってきた友達って近所だから、中学でも一緒に帰ってたんです。僕はそのときから仕事をしてたので、撮影で休んだりすることがあって、久々に行って「よし、帰ろうぜ」と言ったら、「あ。ごめん、彼女を送っていくから……」って。

石井:あはは!

中川:「え、俺ひとりで帰んの!? 家まで距離結構あるけど!」って。友達が彼女を送りに反対方向に歩いていく姿を見送りながら青春だなと思いましたね。反対方向ってことは、その倍歩いて帰ってくるんですよ。よくやるなと思いましたね。「別に羨ましくないし」と自分に言い聞かせなら、ひとりで寂しく帰ったのをよく覚えてます(笑)。

石井:私はそれこそ大志くんがたくさんやってきている「壁ドン」とか「顎クイ」とか。

中川:杏奈ちゃん、そういうの絶対、憧れないでしょ。

石井:そういうキザだったりロマンチックなことって、キュンキュンしますよ。「壁ドン」とか吊り橋効果みたいに、その「ドン!」でドキッとして、好きなのかもって思っちゃうのかなって。恋愛ものとか見てると憧れます。

中川:結構、ベタベタな感じが好きなんだ。

石井:うん。ベタベタな感じが好き。誕生日にバラとかシャンパンとか。

中川:えー、恥ずかしいじゃん。俺、先に言っちゃうかも。今から「壁ドン」するねって(笑)。

石井:なんでよ! やったほうがいいよ。やっていきなよ、色んな人に。

中川:やらないよ! いや、これは意外でした。

1年を待っての公開へ、メッセージ

石井:取材でも映画のことについて考える機会があり、もっともっと好きな作品になっています。SABU監督が自信をもって送り出せると言っていた言葉がすごく心に響いていて、その言葉を聞けただけで、自分が出演できたことに幸せを感じています。あのときだから演じることができた玻璃と清澄だったと思います。観て下さるみなさんにも、きっと後悔させない映画になっています。ぜひ愛を感じてください。

中川:二十歳になったばかりのときに撮っていた作品ですが、この2年ってすごく大きくて。このときにしか見えていなかったものがいっぱいあると思います。今だったら違う清澄と玻璃になっていると思うし、そういうタイミングでこの作品に出会えたことが本当に幸せです。公開が延期になって、「いつ届けられるのだろう」と、もどかしい気持ちでした。まずは劇場で公開されることに感謝していますし、僕にとって本当に大切な作品なので、たくさんの方に観てもらえたら嬉しいです。待たせた分、裏切らない作品になっていると、僕も自信をもって送り出せる映画になっています。

■公開情報
『砕け散るところを見せてあげる』
新宿ピカデリー、イオンシネマほかにて公開中
出演 :中川大志、石井杏奈、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海、矢田亜希子、木野花、原田知世、堤真一
監督 :SABU
原作 :竹宮ゆゆこ『砕け散るところを見せてあげる』(新潮文庫nex刊)
主題歌:琉衣「Day dream ~白昼夢~」(LDH Records)
配給:イオンエンターテイメント
PG12指定
(c)2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会
公式サイト:https://kudakechiru.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/kudake_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/kudake_movie

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