ロベール・ブレッソン『田舎司祭の日記』4Kリマスター版で公開へ 『やさしい女』も再上映

ロベール・ブレッソン『田舎司祭の日記』4Kリマスター版で公開へ 『やさしい女』も再上映

 ロベール・ブレッソン監督作『田舎司祭の日記』の4Kデジタルリマスター版が、新宿シネマカリテほかにて5月14日より公開されることが決定した。

 『抵抗(レジスタンス)—死刑囚の手記より』『スリ』など、映画史に残る数々の名作を生み出したブレッソンの『罪の天使たち』『ブローニュの森の貴婦人たち』に続く長編第3作目にあたる本作。のちに『少女ムシェット』でも取り上げるカトリック作家ジョルジュ・ベルナノスによる同名小説を映画化した。日本では一部の特集上映での上映やソフト化はされていたが、本格的な劇場公開は今回が初となる。

 北フランスの寒村に赴任した若い司祭は身体の不調を覚えながらも、日々村人たちの悩みを聞き、布教と善行に務める。しかし、彼の純粋な信仰への思いは村人たちとの間にしだいに溝を作っていくことになり、事態は思いもよらぬ方向へ進んでいく。

 ブレッソン作品を特徴づける、職業俳優を排して素人を起用し、音楽やカメラの動きなども含めた演出を削ぎ落としていく、監督自らが「シネマトグラフ」と呼ぶ手法を確立した作品となる。

 また、ドストエフスキー生誕200年を記念してブレッソン監督作『やさしい女 デジタル・リマスター版』 のリバイバル上映も決定。文豪ドストエフスキーの短篇を、舞台をロシアからパリに置き換え映画化した同作は、当時17歳だったドミニク ・サンダがスクリーンデビューを飾ったブレッソン初のカラー作品となる。今回のリバイバル上映は6年振りとなる。

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■公開情報
『田舎司祭の日記 4Kデジタル・リマスター版』
5月14日(金)より、新宿シネマカリテほかにて全国順次公開
監督・脚本:ロベール・ブレッソン
原作:ジョルジュ・ベルナノス『田舎司祭の日記 Journal d’un cure de campagne』(1936年)
撮影:レオンス=アンリ・ビュレル
出演:クロード・レデュ、アルマン・ギベール、ジャン・リヴィエール、ニコル・ラドラミル、マリ=モニーク・マイケル・バルペトレ
提供:マーメイドフィルム
配給:コピアポア・フィルム
原題:Journal d’un cure de campagne/1951年/フランス/115分/モノクロ/スタンダード
(c)1950 STUDIOCANAL
公式Twitter:https://twitter.com/Bresson_films

『やさしい女 デジタル・リマスター版』
4月29日(木・祝)より、東京都写真美術館ホールほか全国順次公開
監督:ロベール・ブレッソン 
出演:ドミニク・サンダ、ギイ・フランジャン、ジャン・ロブレ
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
1969年/89分/フランス/カラー/ヴィスタ/デジタルリマスター版
公式サイト:http://mermaidfilms.co.jp/yasashii2021

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