北朝鮮で暮らす家族の過酷な環境が 『トゥルーノース』新予告編&ポスター公開

 3Dアニメーション映画『トゥルーノース』の公開日が6月4日に決定し、あわせて新予告編とポスタービジュアルが公開された。

 

本作は、生存者証言を参考に、北朝鮮強制収容所の内情とともに、過酷な環境で生きていく家族とその仲間たちが成長していく姿を3Dアニメーションで描いたもの。在日韓国人4世である清水ハン栄治が監督を務め、収容体験をもつ脱北者にインタビューを行い10年もの歳月をかけて作り出した。

 金正日体制下の北朝鮮で両親と暮らす幼い兄妹、ヨハンとミヒ。1950年代から始まった“在日朝鮮人の帰還事業”で北朝鮮に渡った家族だが、父親が政治犯の疑いで逮捕され、母子は強制収容所に入れられる。極寒の収容所での暮らしは凄惨を極めるが、耐え忍びながら生き延びていく。収容所内で食料を確保するために引き起こしたトラブルにより母が殺害され、自暴自棄となり次第に追い詰められていくヨハンであったが、死に際の母の言葉がきっかけで本来の自分を取り戻していく。

 公開されたポスタービジュアルでは、「それでも、生きていく」というコピーとともに、高い壁がそびえる場所に立ち、遥か遠くの空を自由に飛ぶ鳥を見つめる主人公・ヨハンの後ろ姿が切り取られている。

映画『トゥルーノース』新予告編

 新予告編は、「12年前、私は母国から亡命しました。これは私の家族の物語です」とカメラに向かって語りかける男性の言葉からスタート。1995年北朝鮮・平壌、両親と幸せに暮らしていた主人公ヨハンは、突然父が政治犯の疑いで逮捕され、母と妹ミヒとともに悪名高き強制収容所に送還されてしまう。「お母さん心配しないで。僕が母さんとミヒを守る」とヨハンは決意するが、飢えと極寒の中、「お前らは皆使い捨てなんだよ」と過酷な労働を強いられる。そんな生存競争の中、ヨハンは次第に優しい心を失うが、家族を失ったことで本来の自分を見つける。

■公開情報
『トゥルーノース』
6月4日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督・脚本・プロデューサー:清水ハン栄治
制作総指揮:ハン・ソンゴン
制作:アンドレイ・プラタマ
音楽:マシュー・ワイルダー
声の出演:ジョエル・サットン、マイケル・ササキ、ブランディン・ステニス、エミリー・ヘレス
配給:東映ビデオ
94分/カラー/英語/日本語字幕/2020年/日本・インドネシア
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公式サイト:www.true-north.jp