『半妖の夜叉姫』せつなも妖刀を手にする可能性が? 是露とりんの繋がりも示唆される

 高橋留美子原作のアニメ『犬夜叉』シリーズのスタッフが再集結し、次世代の物語を紡ぐ『半妖の夜叉姫』(読売テレビ・日本テレビ系)。第22話「奪われた封印」では、本作の謎を握る“虹色真珠”の生みの親・是露(坂本真綾)がついに動き出す。

 前回、理玖(福山潤)の目線から語られたのは犬の大将(大塚明夫)を慕っていた是露が彼の死後、「心も涙も妖力も捨てる」と四魂の玉に願いをかけ、流した涙が強い妖力を秘めた虹色真珠になったということだった。

 是露の記憶に残るのは、弟・麒麟丸(細谷佳正)が犬の大将と力を合わせ500年に一度地球に飛来する「妖霊星」を砕いた日のこと。自分たち妖怪の終焉について想いを馳せる是露に、犬の大将は「どんな終焉を迎えようとも是露殿は是露殿。そのまま変わらずにいてほしい」と言った。

 大妖怪でありながら、人間も妖怪も関係なく他者を愛し、守るべき者のために戦った犬の大将。しかし、彼は竜骨精との戦いで傷を負った後、妻・十六夜と生まれたばかりの犬夜叉を守るために刹那猛丸と相打ちになり命を落としたのだ。以前理玖が「人間を愛するとろくなことにならない」と言っていたのは、犬の大将の“終焉”を目の当たりにしたからだろう。

 そして、理玖が慕う是露も犬の大将が身を滅ぼした原因である人間と、四魂の玉が麒麟丸の命を奪うと予言した妖怪でも人間でもない存在、つまりは半妖を憎んでいる。そんな彼女が何よりも脅威に感じているのが、妖怪と人間の血を引くとわ(松本沙羅)たち半妖だ。まずは手始めに彼女たちの力を確かめるべく弥勒(保村真)へと近づき、せつな(小松未可子)の封印を解く是露。それが原因で妖怪の血が暴れ出し、せつなは力を制御できなくなってしまう。

 けれど、とわは目に宿していた虹色真珠を理玖に渡してしまったことで容易く是露の暗示にかかり、せつなを止めることができない。もろは(田所あずさ)も国崩しの紅夜叉となりせつなに対抗するが、彼女は手をつけられないほど強く苦戦を強いられるのだった。