濱田龍臣、『遺留捜査』第7話にゲスト出演 上川隆也と10年ぶりの再共演に感激

 毎週木曜20時よりテレビ朝日系で放送されている上川隆也主演ドラマ『遺留捜査』の第7話に、濱田龍臣がゲスト出演することが決定した。

 2011年に第1シーズンがスタート、2017年放送の第4シーズンからは舞台を京都に移し、これまで連続ドラマ計5作、スペシャルドラマ10作が放送されてきた本シリーズ。上川演じる主人公・糸村聡は、事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救うやさしさと、超マイペースで空気を読まない“不思議キャラ”の刑事だ。第6シーズンでは、冬の京都を舞台に糸村をはじめとする特対のメンバーの活躍が描かれる。

 濱田が演じるのは、天涯孤独の青年・掛川春人。第7話では、暴力団幹部が刺殺される事件が発生。現場で2つに割れたクルミ大の石を発見した糸村は、殺された男がなぜその石を持ち歩いていたのかを探るうち、偶然春人に出会う。優しく素直な性格の春人は中学生のときに母が他界、15歳で施設を逃げ出してからはアルバイトで食いつないできたと、糸村に身の上を語るのだが、そのときすでに彼は“危険なバイト”に巻き込まれていた。

 濱田は、「春人が背負っているものと、彼の明るさ、優しさのギャップが目立つといいなということは感じていました。しかし、その明るさや優しさが無理をしているように見えないように、ということも心がけました」と、繊細に春人の人物像を構築したことを明かす。

 濱田と上川は、2011年公開の『映画 怪物くん』で共演。当時10歳だった濱田は、今回10年ぶりに共演した上川に「もう20歳かー、大きくなったね」と声をかけられたとのこと。 そんな上川の温かい眼差しに、濱田は「上川さんはあの頃とまったくお変わりなく、素敵で優しい方でした。とても嬉しかったです!」と感激した様子を見せた。

 また、春人はかつて旅館の住み込みバイトで一緒に働いた“節子おばちゃん”こと末永節子 (根岸季衣)を“人生の師”とあおいで交流。病をわずらう節子のことを案じている。濱田はそんな節子のセリフを挙げ、「節子おばちゃんのセリフにもありますが、“親子の絆は永遠”という家族の愛の深さが、親を失ってしまった春人を通じて見てくださっている方に伝わ ればいいなと思っています」とメッセージを呼びかけた。

濱田龍臣(掛川春人役)コメント

掛川春人を演じるにあたって心がけたこと

春人が背負っているものと、彼の明るさ、優しさのギャップが目立つといいなということは感じていました。しかし、その明るさや優しさが無理をしているように見えないように、ということも心がけ ました。

上川隆也と10年ぶりの共演について

上川さんは、あの頃とまったくお変わりなく、素敵で優しい方でした。「もう20歳かー、大きくなったね」と言っていただいて、とても嬉しかったです。

撮影のエピソード

ご馳走してもらうシーンは、春人が3日間食べていなかったという設定だったので、カレーやサンドイッチ、ナポリタンにがっついています。でも、しっかりとセリフもあるシーンだったので、ガツガツ 食べながらも、それが汚く見えないようにということに気をつけました。

春人の人生の師匠・節子役を演じた根岸季衣との共演について

春人と節子おばちゃんのシーンが多かったので、根岸さんとの共演シーンは多かったです。大先輩でいらっしゃるので、とても緊張しましたが、すごく笑顔が素敵な方で、ご一緒できて幸せでした。

視聴者へメッセージ

節子おばちゃんのセリフにもありますが、「親子の絆は永遠」という家族の愛の深さが、親を失ってしまった春人を通じて見てくださっている方に伝わればいいなと思っています。

■放送情報
木曜ミステリー『遺留捜査』 
テレビ朝日系にて、毎週木曜20:00~20:54放送
出演:上川隆也、栗山千明、永井大、宮崎香蓮、梶原善、甲本雅裕、戸田恵子
第7話ゲスト出演:濱田龍臣、根岸季衣
脚本:大石哲也ほか
音楽:𠮷川清之
ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
チーフプロデューサー:佐藤凉一(テレビ朝日)
プロデューサー:藤崎絵三(テレビ朝日)、丸山真哉(東映)、大西文二(東映)
演出:長谷川康、濱龍也、兼崎涼介
制作:テレビ朝日/東映
(c)テレビ朝日

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