ナレーション担当 岩下志麻、『七人の秘書』最終回に特別出演 「とてもオシャレな出演の仕方」
12月10日に最終回を迎えるドラマ『七人の秘書』(テレビ朝日系)に、ナレーションを担当している岩下志麻が特別出演することが決定した。
本作は、『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ(テレビ朝日系)、『ハケンの品格』(日本テレビ系)の中園ミホが脚本を手がける“秘書”ドラマ。2020年、急激な大不況の波に襲われ、超格差時代へと突入した日本。先の見通しが立たない状況下で、政治家や財界、企業のトップは誰しも道の示し方に迷っていた。望月千代(木村文乃)、照井七菜(広瀬アリス)、長谷不二子(菜々緒)、朴四朗〈パク・サラン〉(シム・ウンギョン)、風間三和(大島優子)の5人の秘書と、情報屋の鰐淵五月(室井滋)、そしてこのメンバーの元締め・萬敬太郎(江口洋介)という7人の影の軍団が、のさばる悪をぶっ潰す。
映画『極道の妻たち』で伝説的な初代姐さんを演じ、昭和史に残る『極妻』ブームを巻き起こした岩下。本作では、「この世は万事、表があれば裏がある――」というナレーションでおなじみだが、そんな岩下が最終回に特別出演することになった。
岩下が演じるのは、国のトップ・総理大臣の秘書。「――本当にこの世を動かしているのは……実は影の黒子たちだ」というナレーションの通り、名もなき黒子として裏でこの世を動かしていた。
そして、実は『七人の秘書』の登場人物の名前に関する“謎”も、総理大臣秘書の登場によって、ある一つの答えがもたらされることに。 実は『七人の秘書』の主な登場人物名にはすべて漢数字が入っている。千代(1000)、不二子、三和、四朗、五月、七菜、萬(10000)、そして、千代の兄は一男。この中になぜか登場していないある数字と、この総理大臣秘書の関係が放送で明かされる。
岩下志麻(ナレーション/総理大臣秘書役) コメント
私、実はこれだけ長く女優の仕事をしているのに、ドラマのナレーションをするのが初めてだったんです。どういう風にすればいいかわからなくて、最初はとても不安だったんですが、放送を観た知人や友人が、メールなどで「すごくいいナレーションだね」と言ってくれたのでホッとして、私も毎回楽しくドラマを拝見していました。今回、まさか実際に登場させていただけるとは思ってもいなかったので、お話をいただいた時はビックリしましたし、とてもうれしかったです。
私は総理大臣の秘書という役で出演させていただきます。現実の世界でも、ニュースなどで「秘書がやりました」というコメントをよく耳にしますよね? 撮影現場では、そういうことが頭に浮かんできて、秘書ってやっぱり大変な仕事なんだな、大変な立場なんだろうな……と、感じながら演じていました。
今回、“ナレーションの正体が私だった”という、とてもオシャレな出演の仕方をさせていただくことができて本当に感謝しています。ぜひ、最後までご覧ください。
■放送情報
『七人の秘書』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介
ゲスト:萬田久子、大和田伸也、木下ほうか、小林隆、杉田かおる、藤本隆宏、とよた真帆、橋爪功、マキタスポーツ、リリー・フランキー、松本若菜、永瀬莉子
脚本:中園ミホ、香坂隆史、林誠人
演出:田村直己(テレビ朝日)ほか
音楽:沢田完
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)、 浜田壮瑛(テレビ朝日)、大垣一穂(ザ・ワークス)、角田正子(ザ・ワークス)
制作協力:ザ・ワークス
制作著作:テレビ朝日
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