バカリズム&羽鳥慎一、『STAND BY ME ドラえもん 2』ゲスト声優に 渾身のドラえもんイラストも

 11月20日に公開される映画『STAND BY ME ドラえもん 2』に、バカリズムと羽鳥慎一が出演することが発表された。

 2020年に漫画連載開始から50年を迎えた『ドラえもん』。2014年に公開された『STAND BY ME ドラえもん』の続編となる本作では、原作の中でも名作として知られる『おばあちゃんのおもいで』(小学館・てんとう虫コミックス『ドラえもん』4巻)をベースに、新たなオリジナル要素を加えて再構築。のび太としずかちゃんの結婚をめぐるラブストーリーが描かれた前作の先に続く物語となる。前作に引き続き、監督・八木竜一、脚本&共同監督・山崎貴のコンビが手がける。

 “ドラえもん大好き芸人”で知られるバカリズム。ドラえもん好きを公言するも周囲の人ばかりが声優にと、もはや拗ね始めていた矢先、ついに本作での声優オファーが舞い込んだ。バカリズムは、「…やっと来たか!」と声優決定への喜びをあらわにした。そんな彼が演じるのは、未来からひみつ道具をドラえもんのもとへ送り込む、未来デパートのセールスマン・ナカメグロ役。特に好きなお話「さよならドラえもん」は、好きすぎるあまり全ページ模写した経験が。そんな彼が今回、渾身の『ドラえもん』イラストも披露している。

 そしてもう1人のゲスト声優・羽鳥は、なんとひみつ道具役に。作品のカギを握る、未来デパートから送られてきた“ひみつ道具、入れかえロープ”を演じる羽鳥は、アナウンサーという言わば声のプロフェッショナル。彼が今回“声優”として挑戦した入れかえロープの声に対し、「素晴らしいロープっぷりでした(!?)」と山崎監督も絶賛している。

コメント

バカリズム

今回『STAND BY ME ドラえもん 2』のオファーが来て、「やっと自分にも来た!」と思いました。
ずっとドラえもん好きをアピールしていたのに、自分の周りの芸人たちにオファーが来ているのに自分には来なくて、軽く拗ねてました(笑)。
今まで、声優として作品に携わったのが1度だけで、ナレーションの経験はあったんですけど、こんなにも長いのは初めてです。
しかも、グラフィックのクオリティが凄く高くて、キャラクターにセリフを合わせるのに苦労しました。
でも演じるにあたり何かしらトラブルに見舞われていていつも慌てているキャラクターのナカメグロに憑依して作りこんだので、何も知らずに見たら僕だと気づかないかもしれないです(笑)それぐらい作りこみました!!
今回の作品では「のび太の結婚式」がテーマになっていますが、僕にとって結婚は人生の中の第何章とかの区切りという感じなので、のび太としずかちゃんも「結婚編に突入か」という感じです。
これから何章も増えていったらいいなと思います。
他にも、ファンならおなじみのエピソードもあって、楽しめる作品となっています。

羽鳥慎一

ドラえもんは、昔から凄く近くにいる存在です。
子供のころは買うことが出来なかった漫画を、大人になった今、単行本全巻大人買いしました!(笑) 何日間かで全部読みました!
前作『STAND BY ME ドラえもん』で、「のび太の結婚前夜」は好きな話で、凄く感動して普通に泣きました。
特にしずかちゃんのお父さんのセリフなんですが、思い出すだけで泣きそうなくらいです(笑)。
なので『STAND BY ME ドラえもん 2』では声優のオファーが来たので、嬉しかったです。
しかも、「入れ替えロープ」というひみつ道具の役なんて一生に一度なので、本当に嬉しかったです。
普段のアナウンサーのお仕事と声優としてのお仕事は、全くの畑違いで、自分の考えは全くなくして、機械的にやろうと思いました。
そしたら監督に「良いロープ声で素晴らしいロープっぷりでした!」と言っていただいたんですが、これは素直に喜んでも良いのかな?(笑)きっと褒めていただいたのかなと思います(笑)
『STAND BY ME ドラえもん』でも泣きましたが今回は大変です、ハンカチビショビショです。『のび泣き』です。
のび太のエピソードはもちろん良いエピソードのオールスター勢ぞろいみたいなお話ですので、全編でのびのび泣いてほしいです。

■公開情報
『STAND BY ME ドラえもん 2』
11月20日(金)公開
原作:藤子・F・不二雄
監督:八木竜一
脚本・共同監督:山崎貴
声の出演:水田わさび(ドラえもん)、大原めぐみ(のび太)、かかずゆみ(しずか)、木村昴(ジャイアン)、関智一(スネ夫)、宮本信子(のび太のおばあちゃん)、妻夫木聡(大人のび太)
主題歌:菅田将暉「虹」(Sony Music Labels Inc.)
配給:東宝
制作:シンエイ動画、白組、ROBOT
制作協力:藤子プロ・阿部秀司事務所
製作: シンエイ動画、藤子プロ、小学館、テレビ朝日、ADKエモーションズ、小学館集英社プロダクション、東宝、電通、阿部秀司事務所、白組、ROBOT、朝日放送テレビ、名古屋テレビ、北海道テレビ、九州朝日放送、広島ホームテレビ、静岡朝日テレビ、東日本放送、新潟テレビ21
(c)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners
公式サイト:doraemon-3d.com

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