バラク・オバマ前大統領も絶賛 『サポート・ザ・ガールズ』一夜限りの日本初上映決定
レジーナ・ホール主演映画『サポート・ザ・ガールズ』が、10月24日にWHITE CINE QUINTOで日本初上映される。
バラク・オバマ前米大統領が2018年のフェイバリット作品に一本にも選んだ本作は、日常の生活に蔓延する女性蔑視と人種差別に友情と信念で立ち向かう、スポーツバーで働く女性たちを描いたガールパワームービー。
リサ・コンロイ(レジーナ・ホール)は、高速道路沿いにあるスポーツバー、ダブル・ワミーズでマネージャーを務めていた。彼女は高圧的で人種差別を行う店のオーナーであるカビーに嫌気がさしており、また日常的に行われる客からの従業員の女の子たちへの嫌がらせやセクハラなどへの対処に頭を悩ませているが、その面倒見の良さから従業員や常連客からの信頼は篤い。ある日、リサは彼氏からDVを受けて裁判沙汰になっている店員のシャイナ(ジャナ・クレイマー)のため、「シスターフッド・ファンド(姉妹のための募金)」と名付けた洗車サービスを開始するも、カビーからその違法なサービスを咎められ、募金で得た金を全て没収されそうになる。かねてよりそりが合わない二人はぶつかり合い、ついにリサはガビーからクビを言い渡される。しかし彼女を慕うメイシー(ヘイリー・ルー・リチャードソン)やダニエレ(シャイナ・マクヘイル)らの店員は、リサの解雇に反発し、スポーツバーが賑わう格闘技の試合がある夜にストライキを画策するのだった。
主演を務めたのは、『最終絶叫計画』『ヘイト・ユー・ギブ』のホール。高圧的で差別的な上司やセクハラ客から女性従業員たちを守るスポーツバーのマネージャーのリサを演じた彼女の演技は高く評価され、ニューヨーク映画批評家協会賞で主演女優賞を受賞した。また、『スウィート17モンスター』『コロンバス』のヘイリー・ルー・リチャードソンが、マネージャーのリサを慕い、 ともにスポーツバーで働くメイシー役、ジャングルプッシーとしても知られるラッパー兼俳優のシャイナ・マクヘイルが同じく従業員のダニエレ役で出演している。アメリカのインディペンデント映画の潮流のひとつ、マンブルコアのゴッドファーザーと言われた、『成果』のアンドリュー・ブジャルスキーが監督を務めた。
なお本上映は、アート、ファッション、音楽、フードなど、あらゆるジャンルのフレッシュなクリエイターが参加するカルチャーの祭典〈P.O.N.D.〉の企画内の上映イベントになる。
■上映情報
『サポート・ザ・ガールズ』
監督・脚本:アンドリュー・ブジャルスキー
出演:レジーナ・ホール、ヘイリー・ルー・リチャードソン、ジェームズ・レグロス、アマンダ・ミシェルカ
撮影:マシアス・グランスキー
日時:10月24日(土)19:15~
会場:WHITE CINE QUINTO(渋谷PARCO 8F)
料金:一般1,900円/大学・専門学生1,500円/高校生・小・中学校1,000円/幼児(3歳以上)1,000円
チケット:シネクイント公式サイトにて発売中:https://www.cinequinto.com/