亀梨和也×奈緒×瀬戸康史、『事故物件』“聞こえちゃった”シーン語る 「うわーって思いましたね」

 映画『事故物件 恐い間取り』“満員御霊お清め舞台挨拶”が9月9日に丸の内ピカデリー1にて行われ、主演の亀梨和也、奈緒、瀬戸康史が登壇した。

 “事故物件住みます芸人”として活躍する松原のベストセラーノンフィクション『事故物件怪談 恐い間取り』(二見書房刊)を映画化した本作。物語は、松原の実話をベースに、売れない芸人・山野ヤマメが先輩から「テレビに出してやるから事故物件に住んでみろ」と無茶ぶりされ、殺人事件が起きた事故物件に住むところから始まる。1軒目の部屋で撮影された映像の中には白いものが映っていたり、音声が乱れたり、番組からの期待も高まる中、ネタ欲しさに事故物件を転々としていくヤマメ。やがて様々な怪奇現象に遭遇し、“事故物件住みます芸人”としてブレイクを果たすが……。

(左から)瀬戸康史、亀梨和也、奈緒

 巨大な盛り塩の出迎えを受け、登場した亀梨、奈緒、瀬戸。映画の大ヒットを受け、亀梨が「4軒目の事故物件に関して色々な意見をもらって、“まさかああなるとは”“あそこめちゃくちゃ面白いね”“あそこめちゃくちゃ怖いね”という人もいました。ホラー好きの方も、ホラー苦手な方も、初めてホラーを観にいく人も、いろいろな角度があって、感想がある映画って面白いですよね」と語る。

 奈緒は「地元の高校生の時の友達から、奈緒がクロちゃんのメイクを直しててウケた、とか、映画でご一緒している共演者の方も見に行ってくれて、家族・友達・お仕事で一緒にしている方皆さんに観ていただけて、広がっているなと思いました!」と語り、瀬戸は「いろいろな意見を頂きますね。亀梨さんの表情に鳥肌が立った。奈緒ちゃんが怖かった。瀬戸康史、線香フーフー面白かったってね(笑)。僕、怖い要員じゃないんですかね? 怖がっているシーン一応ありますよ。色々やったんですけどね(笑)」とそれぞれ映画の大ヒットと反響への気持ちを述べた。

 とあるシーンで「たすけて」と不可解な声が聞こえることでもSNS上で話題の本作。そのシーンに関しては「聞こえなかった」とキャストは口を揃えて語る。「映画の中で言ってるんじゃなくて、会場にいる説あると思うんですよね」という奈緒に、「その節あるよね! 僕の友達で朝一で観に行った友達は鈴の音がずっと聞こえたって言ってて、うわーって思いましたね」という亀梨。“聞こえちゃう席がある”という説まで飛び出し、会場からもざわめきが起こった。

 そのシーンに関して、亀梨は「怪談話を僕がちょうどしているシーンなんですが、あの日にタニシさんもいらっしゃってくださったんですけど、ホラー界の方も何人かいらっしゃっていたんですよね。そういう意味でもあのシーンは寄ってくる要素はあるなと思います。今思い出したんですが、僕があの撮影場所に忘れ物したんですけど、出てこないんですよね」と撮影を振り返ると、「人コワですね」という瀬戸。「人コワ……? 人による怖さ、なるほど勉強になりました。#人コワでSNSで皆さんも呟いてください(笑)!」と亀梨も乗っかる。

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