<特別編・前編>宮台真司の『ミッドナイト・ゴスペル』評:サラダボウルの中にいた「見たいものしか見ない」主人公が「倫理」に気づく

 リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は特別編として、6月1日放送のミュージシャン・ダースレイダーとのライブ配信企画「100分de宮台」の第4回目を対談形式にて掲載する。前回の『呪怨:呪いの家』評(参照:宮台真司の『呪怨:呪いの家』評:「場所の呪い」を描くJホラーVer.2、あるいは「人間主義の非人間性=脱人間主義の人間性」)では、汎システム化による1988年以降の日本社会の劣化を指摘した宮台。本稿の前編では、アメリカに目を向け、黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官に殺害された事件を発端とする「Black Lives Matter」運動で揺れる社会の分断に始まり、そんな「脆弱さ」を露呈したリベラルの現状を90年代から予測していたリチャード・ローティとビジョンを共有するNetflixオリジナルアニメ『ミッドナイト・ゴスペル』について、そしてそこに潜む分断を前提とした現代的なサイケデリック感まで語ってもらった。

アメリカで起こっていること

ダースレイダー(以下、ダース):本題に入る前に、宮台さんにいまアメリカで起こっていること、アメリカの社会が、どんな状況になっているかというのを、簡単に噛み砕いて教えていただけたらと思います。昨日(5月30日)は北丸雄二(ジャーナリスト)さんにこの配信に来ていただいて、ミネアポリスについてや、背景の説明を聞いたんですけれども、宮台さんがこれをどう見ているのかをまず、教えていただければと思います。

宮台真司(以下、宮台):北丸さんとの話はどんな内容だったんですか?

ダース:ミネアポリスという町がそもそも、いろんな人が住んでいるところで、警察にも、黒人含めたくさんの人種がいて。オバマ時代にも人種差別に対するガイドライン的なものが入ったんだけど、トランプの時に全部骨抜きにされてしまったという背景が、ミネアポリスという街自体にはあると。そして、黒人のジョージ・フロイドさんを殺害した警官は、前科がたくさんある札付きのワルなんだけど、副大統領候補に指名される可能性が高いと言われているエイミー・クロブシャー(アメリカの弁護士)がミネソタ州の検事だった時代、2009年くらいに民主党のバイデン(アメリカの政治家)が、その警官の射殺などの傷害事件を起訴しなかったという背景が分かってきて。民主党からエイミー・クロブシャーが、その点について「お前がちゃんとその時に対応していたら、こんなことにならなかったんじゃないか」と言われていたり。

 そもそも、黒人差別というものがどれだけ日常的に存在しているのかということと、ニューヨークやカリフォルニアというのは、そもそもアメリカじゃないんだっていうのが北丸さんの言い方で。アメリカは、ニューヨークやカリフォルニアの間にある大きいところが“アメリカ”であって、ニューヨークやカリフォルニアを見て、アメリカを話すというのは難しいそうなんです。そうした前提も踏まえて、やっぱりマーティン・ルーサー・キング(アメリカの牧師)が言っていた、「ライオットーー暴動と訳してしまうとちょっとニュアンスが変わっちゃうんだけどーーというのは、Language of the Unheard」。要は、「聞いてもらえなかったアメリカが無視してきた声が実体化したのがライオットriotなんだ」ということが重要だと。

宮台:そうだね。「暴動」よりも「反乱」と訳すべきだよ。抗議なんだから。

ダース:うん。だから全米で起こっている出来事を見て、例えば日本は「モラルが」とか「こんなのいけないことだ」と言うけれども、あれはテレビが欲しくて電気屋に入って盗んでいるとかそういうことではなくて、もっと感情的な、いままでの無言の蓄積が実体化しているものという前提で考えないといけないという話を1時間半くらい話してもらいました。なので、なかなか要約するのが難しいんですけども。

 とにかく結果的に、週末を経てライオットriotは収まることはなかった。トランプ大統領が「アンティファをテロリスト認定するぞ」ということをTwitterで言ったんですが、これに対しても各地で「外部の先導者が過激化をするために煽っているんだ」と反論が出ている。実際ミネアポリスの双子都市とも言われる、隣接した都市・セントポールでも、市長の発表による、最初に逮捕されたライオットriotに参加している人の「全員、街の外部の人間だった」という発言があったんですが、その後にその人が謝罪をして。「警察からそういう報告があがってきたのを、自分は真に受けて言っちゃったけど、実はそんなことなかった」と発言しています。そういった事態もあって、「外部が先導しているんだ」って言説も、どれだけそれが本当なのか分からない。

 クオモ(ニューヨーク州知事)の兄弟でキャスターをやっている方も、「外部の過激派が煽っているんだ」とニュースで言っていたけれども、それだけが原因では当然ないわけで。そういった意味でかなり分断が起きていて、お互いがフェイクニュースだと言っている状態が、現状だと思うんですけど。

宮台:まず、アメリカは落ち目の国だよね。それが中国への嫌がらせにも現れている。幹部をカナダで逮捕して以来のファーフェイ騒動がそれだ。そんな話からも、多くの人たちはアメリカは落ちぶれつつあると思っている。落ちぶれたと言えばラストベルトだけど、五大湖周辺のデトロイトを中心とするラストベルト=旧製造業地帯の元自動車労働者らは、元は民主党支持者が大半だった。彼らが前回の大統領選で軒並みトランプ支持に回ったんだね。

 トランプは「古き良きアメリカをもう一度」つまり「皆が輝いていた時代をもう一度」と訴えた。労働者は「明るい理念」に惹かれたんじゃない。「失われた自分たち」を「誰それのせいだ」と帰属処理する営みに惹かれた。「失われた自分たち」とはアイデンティティであり、経済状況であり、白人中心の社会だ。誰が失わせたのかということで悪役を見つけ、攻撃を仕掛けて溜飲を下げる。落ちぶれた人々をそんな営みに巻き込むのがトランプ陣営の戦略だった。

ダース:悪役探しをして溜飲を下げるっていう自身の戦略には、どの程度自覚的なんですか?  つまりそれを自覚しているってことは、もうこれは治療不可能だと分かっちゃってるってことですよね。

宮台:かつての「製造業の時代」を取り戻せないのは、トランプだって分かっていると思う。さすがに周囲の助言があるからね。僕がラジオで大統領選前から繰り返したように、製造業のアウトソーシング(国外工場での製造)で自動車労働者の失業率が上がったというのは嘘だった。統計的にはオートメーションで人手が要らなくなったのが断トツの要因だね。オートメーションによるコストカットは世界的な流れで、アメリカだけが抗うのは無理だよ。それを知りながら「海外の工場で生産させるから悪い」とブチ上げた。まさにポスト真実だね。

 もう1つ。元自動車労働者を中心にオピオイド中毒が10年前くらいから蔓延している。今は年間4~5万人も死ぬ。交通事故死者数の何倍もの数だよ。「錆びた」でいうと、心身ともに錆びて「痛み」にもがき苦しむ人が大勢いる。その「痛み」をフックに有権者を釣ろうとした。「痛み」を抱えた人たちに、「俺が『痛み止め』を提供するぞ」と胸を張るわけ。その「痛み止め」が排外主義、反中国、反メキシコ、人種主義だよ。頭が悪くて鈍い安倍とは違う。トランプの優れた直感だ。ただ、トランプは敵を明確にして叩くけど、どうすればアメリカをリストアできるのかについてビジョンはない。そこは安倍と同じだね。

ダース:昨日も北丸さんとトランプがやっていることは全部選挙のためにやっていて、選挙に勝ったあとやりたいことや、実際に今4年間大統領に立ってやりたかったことは、一切見えない。選挙に勝つことや、敵認定したものをひたすらやっつけることに関しては非常に熱心。常になんか言ったら敵を作ってぶっ飛ばすことはやっているけど、それはなんのためにやっているのか、未だに全く示されないというのが、不思議な人だなと思って見ているんですけども。

「心のアメリカ」であり続けることが全て

宮台:そう。ただ「トランプの不思議さ」よりも「アメリカの不思議さ」として見たほうがいいと思う。例えばマイケル・ムーアのドキュメンタリー『ボウリング・フォー・コロンバイン』(2002年)。当時の全米ライフル協会の会長であるチャールトン・ヘストンが……。

ダース:もともと俳優のね。

宮台:そう。『ベン・ハー』(1959年)で有名な。僕も大好きだよ。ムーアは「銃の世帯保有率はカナダのほうが高いのに、銃による犯罪によって死ぬ人はアメリカのほうが2桁以上多いのは、なぜか?」という疑問から映画を作った。それで当時の全米ライフル協会長ヘストンに「銃がなければ銃犯罪は起きない以上、銃がアメリカを破壊しているんじゃないか」と問いかけた。ヘストンはすごい答えを返した。「銃を持つことがアメリカ人の精神的アイデンティティだ。銃を持たないアメリカになったら、それはもはやアメリカではない」と。

 今ある社会は、アメリカなのか、そうじゃないのか」「アメリカじゃないのではあれば、何がどうなったって知ったことじゃない」「アメリカであるのなら、他のことがどうなっても知ったことじゃない」ということ。高度な精神的ファンタジーを生きているわけよ。ファンタジーを維持できれば、犯罪が多かろうが、人が死のうが、構わないんだとね。社会学の思考伝統で言えば、アメリカは単なる「所属集団」じゃなく、「準拠集団」でもあるのだと言うのが、ヘストンが言ったこと。これは実は正しい。

 所属集団はメンバーシップを持つ成員を1人2人と数えられる「現実的なものthe real」。準拠集団は「想像的なものthe imaginary」だから、メンバーがいてもいなくてもいい。ヘストンは、所属集団という「実部real numbers」と準拠集団という「虚部imaginary numbers」によって貼られる「複素数complex numbers」の空間が、アメリカだと言ったんだ。こうした複素数を支える虚部を、吉本隆明は「共同幻想」と呼んだね。そこからも分かるけど、実はオーソドックスな社会観なんだ。

 だから単に「保守」と呼んではダメなんだよ。どんな社会集団も「単なる人の集まり」じゃなく「所属するとアイデンティティが与えられる集団」である限り、こうした虚部=共同幻想を持つわけ。大切なのは、「銃で各人が武装してこそのアメリカ」という共同幻想が、「銃犯罪なんかで死にたくない」という個人幻想と矛盾すること。吉本は「共同幻想と個人幻想は逆立(ぎゃくりつ)する」と言ったよね。ヘストンの発言はそれも含意しているんだ。「俺だって銃で死にたくないが、アメリカじゃなくなった社会で生きるよりはマシ」とね。

ダース:そのヘストンが言っているアメリカなるものの正体って、具体的なイメージとしていくつかあって。例えばゴールドラッシュだったり、西部開拓におけるーージョン・ウェインとかが演じているようなーーアメリカだったり。やっぱり50年代の中流がとにかく膨れ上がって、みんながいい暮らしをすることがバランス的にちょうど良い。

 それが括弧付きのアメリカなのは、このあと多分、宮台さんも教えてくれると思うんですけど。「白い壁の赤い屋根の家があって、青空の下に緑の芝生が広がっていて、家族でテレビを見ながら美味しいドリンクを飲んで、そして車に乗って出かけていって……」っていうアメリカがエバーグリーンのファンタジーのベースにあって。「みんなこのアメリカ好きだったじゃん。みんなこのアメリカがいいでしょ?」という前提で話している人が一定数いて。

 その時に「あれ、それにオレ入ってないじゃん」って気づく人たちが、結構な数いる。2050年とかになったらおそらくもっと増える。「アメリカに入っていない人たち」のアメリカになってしまう。「それは認められない。そんなのアメリカじゃないんだ」という人たちを、トランプがすごくうまくすくい取っているという構図だと思うんですけども。

宮台:そう。「この社会はアメリカではなくなった」という思いを掬い取るんだ。トランプ支持のオルトライト(ネトウヨ)の知的エンジン「新反動主義者」、中でも「加速主義者」は、ピーター・ティールのようなIT長者を含む知的テクノロジスト集団だけど、「古き良きアメリカ」を掲げるトランプを利用したがる。彼らは「『心のアメリカ』をテックで取り戻せる」「取り戻せるなら犠牲も厭わない」「取り戻せないなら何がどうなろうが知ったことじゃない」と発想する。逆にトランプ陣営もそうした彼らを利用したがる。 

 アメリカ建国事情は省略するけど、アメリカの立憲主義者は絶えずファウンディング・ファーザーズ(建国の父)を参照する。230年前の話だから歴史は浅い。以前「イノセンティズム」の話をしたけど、『ワイオミングの兄弟』『大草原の小さな家』が描く家族生活に対応する。実際コンテンツを観れば分かるけど、黒人はほとんど出てこず、父親を中心とした結束の固い少人数家族というThe  Anglo-Saxonと言うべき集団が描かれる。これらは60~70年代のコンテンツだけど、1965年の北爆開始でベトナム戦争が激しくなる中でそうしたコンテンツが観られていたわけだ。アメリカ白人の共同幻想の質が明らかでしょ?

 1964年は、改正移民法と公民権法にリンドン・ジョンソン大統領が署名した年だよね。“オルトライトのイデオローグ”リチャード・スペンサーによると、そこから「アメリカがアメリカじゃなくなった」。言いたいことはよく分かると思わない? 「アメリカは移民の国だ」も正しいけど、「アメリカは白人の国だ」も正しいんだとね。むろん、そこからは有色人種が排除されているわけだね。

 メイフラワー協約を見てみよう。13州の自治を認めることが「メイフラワー協約的伝統」と呼ばれる。ウィリアム・ペン(イングランド植民地の政治家)のペンシルバニアはアーミッシュの州。モルモン教徒が今も7割を占めているユタ州。「州」と呼ぶから分かりにくい。stateって「国」のことだよ。信仰共同体である国の、そのまた集合体が「ユナイテッド・ステイツ=国の集合」。日本人の感覚だと「国家が自治を認める」となりがちだけど、国が集合して連邦を作る。state=国だから、そこで統治が完結して当たり前なわけ。

 メイフラワー協約を端的に言うと「同じキリスト教徒だから、信仰共同体が違っても仲良くしよう」というもの。メイフラワー号の乗組員はアングリカン・チャーチ。乗船客にはピューリタンでも幾つかの宗派があった。でも「信仰の中身が違っても、元は同じ白人キリスト教徒だ」と。それで互いにいがみ合わないことにした。そういう人たちがピルグリム・ファーザーズだった。メイフラワー協約は白人の間のものだから、「アメリカは移民の国で多様性があった」とはいえ、「右」から見ると「白人キリスト教徒の多様性」なんだね。

ダース:すごい括弧付きの多様性ってことなんですよね。

宮台:そう。実は「多様性」っていつもそうなんだ。アメリカ建国事情を離れて言うと、どんな多様性も一定の境界線を引いた上での「多様性」でしょ? それをハッキリさせたのがシャンタル・ムフやエルネスト・ラクラウらの「ラディカル・デモクラシー」という思想的一派だった。これは巷で言われる「多様性を認めない者を、多様性として許容しない」というよくある話には留まっていない。もっと根源的なものなんだよ。

 象徴的なのは、リベラルが唱える「平等主義」が、一定の境界線内での「我々の平等」に過ぎないこと。コスモポリタンにまで枠を拡げても、所詮は「人間の平等」に過ぎない。ちなみにハーバーマスが言うように、今後は「人間よりも人間らしいAIや改造哺乳類」が出て来るよ。多くの人は「ウヨ豚みたく劣化した人間」よりも「人間より人間らしい改造イルカやスーパーAI」を仲間にしたいはずだ。つまり、今はもう「人間の平等」じゃ済まないんだよ。

 いずれにせよ、「リベラリズム」も「多様性主義」も、「境界線の外に対する無関心」と両立する。トランプが大統領になった時「かつて民主党員だったのに排外主義を唱えるのはなぜ?」と言われた。でも民主党を支持しながら排外主義者であるのは全く自然なんだ。実際、イギリスでは、排外主義的なブレグジットに労働党支持者の3分の1が賛成したでしょ?

 結局「白人の国アメリカ」という共和党の旗も、「移民の国アメリカ」という民主党の旗も、建国の伝統ーー想像的同一性(共同幻想)ーーに根ざしている。でも、それらが互いに矛盾して反目するんだ。アメリカにはよくある話だよ。連邦政府とは異質なニューヨーク州クオモ知事の強権的ロックダウンを巡って、共和党支持者が連邦政府による州への介入を求めたのもそうだった。「連邦政府は州政府に介入できない」と民主党支持者がいうのも伝統だけど、「連邦であれ州であれ、政府は個人のセルフヘルプ(自助)に介入できない」と共和党支持者がいうのも伝統なんだ。

 アメリカは、成り立ちからして宗教原理主義が土台だよね。だから、こうした矛盾が毎度のことになるんだ。旗と旗がぶつかりあうんだけど、それぞれの勢力にとっては「旗を下ろしてしまえば、アメリカはアメリカじゃなくなる」から、衝突が終わらない。アメリカは、1つの連邦国家の内部で異なる「想像の共同体」が生きられているわけ。つまり、「同じ実部」に「異なる虚部」が結合するわけしている。本当に特殊な人造国家なんだよ。

 それでも、かつては「同じ実部」を共有するという共属感覚があった。つまり、実際、物理的にトゥギャザで生きていたということだよ。でも、それを支える、トクヴィルが「タウンシップ」と呼ぶ地域的共同性が形骸化しちゃった(後述)。加えて、インターネット化で「見たいところだけ見る」営みも一般化した。すると、「同じ実部」がどんどん極小化する他ない。そうした図式を理解することから始めないと、アメリカをどうにもできないよ。

ダース:「なんでこいつらこんなこと言ってくるんだ、やってくるんだ」という原点の疑問ですよね。もちろんそれを正当化するために払わされてきた犠牲や死者の数を考えると、「だからなんだ」で話が終わってもいいような気もするんですけれども、でも彼らが依拠しているのはそういった考え方で。

 そういった白人至上主義者の人が言っていたのが、「僕らは、自分らのこの考え方の人だけで集まって気持ちよく暮らしたいだけで、そこにさえ居なければ、わざわざ出掛けていってどうこうしようとは思わないんだ」ということを普通のトーンで言っていて、だから「お互い干渉しないほうがいいじゃないか」みたいなことさえ言っている。それって前提として自分たちが既得権者だってことは分かっていないという、その辺の掛け違いだと思うんですけど。

宮台:分かっていたとしても、そのことに注意を払う必要はないと考えるわけ。つまり、確信犯なの。なぜなら、「自分たちが先に来て、ヤツらは後から来た」からだよ。だから「後から来たヤツらをはじきたい」。でも、実際にはなかなか出来なかった。それが、これからはテックが味方になる。テックを使えば「ゲートがないゲーテッドコミュニティ」を作れる。ゲートがなくてもIDではじける。「ゲートのないゲーテッドコミュニティ」では、ゲーミフィケーションーー仮想現実と拡張現実ーーとドラッグのテクノロジーも使って「古き良きアメリカ」をいくらでもエンジョイできる。是非は別にして、面白い考えだと思うよ。

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