山田孝之主演『ステップ』新公開日が7月17日に決定 飯塚健監督「大切な人とご覧下さい 」

 公開延期となっていた山田孝之が初のシングルファザー役で主演を務める映画『ステップ』の新たな公開日が7月17日に決定した。

 『とんび』『流星ワゴン』などの重松清原作の同名小説を映画化する本作は、結婚3年目、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一(山田孝之)とその娘・美紀(白鳥玉季)が、彼らを取り巻く人たちとの交流の中で成長していく物語。健一や美紀を温く見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などが結集。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健が務めた。

 当初の公開予定から約3カ月半の月日を経て、劇場での公開決定にあたり、飯塚監督は「ぜひ映画館でご覧下さい。こう言えることが、何より嬉しいです。だからもう一度言わせて頂きます。ぜひ映画館で、大切な人とご覧下さい」とコメント。高尾沙織プロデューサーは「この作品で描かれる、 突然の生活の変化の中で、悲しみや不安を抱えながらも歩んでいく家族の物語を、皆さんの大切な人を想い浮かべながら、ご覧頂けたら嬉しいです」と伝えている。

コメント

飯塚健監督

生活が一変してしまうことがある。当たり前だと思っていた日常が奪われ、途方に暮れることすらままならない。突然、妻が逝き、夫は二才の娘と残された。始めなければならない、ベビーカーを泣きながら押す日々。悲しみに呑み込まれそうになりながら、やがて悟る、それが完全に癒える日など来ないということ。悲しみは乗り越えるものじゃなく、ずっと寄り添っていくしかないものだということ。そうやって一歩一歩育ってゆく、10年に渡る家族の物語です。ぜひ映画館でご覧下さい。こう言えることが、何より嬉しいです。だからもう一度言わせて頂きます。ぜひ映画館で、大切な人とご覧下さい。

高尾沙織プロデューサー(エイベックス・ピクチャーズ)

今まで当たり前に会えていた人たちと、会えない日々が訪れたことで、今まで以上に、家族や友人など大切な人に想いを馳せる時間が増えたように感じています。これから生活様式がどのように変化したとしても、大切な人を想う気持ちは変わらないと思います。この作品で描かれる、 突然の生活の変化の中で、悲しみや不安を抱えながらも歩んでいく家族の物語を、皆さんの大切な人を想い浮かべながら、ご覧頂けたら嬉しいです。是非、映画館でご覧ください。

映画『ステップ』予告編

■公開情報
『ステップ』
7月17日(金)全国ロードショー
出演:山田孝之、田中里念、白鳥玉季、中野翠咲、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余貴美子、國村隼ほか
監督・脚本・編集:飯塚健
原作:重松清『ステップ』(中公文庫)
主題歌:秦基博「在る」(AUGUSTA RECORDS / UNIVERSAL MUSIC LLC)
製作プロダクション:ダブ
配給:エイベックス・ピクチャーズ 
(c)2020映画『ステップ』製作委員会
公式サイト:www.step-movie.jp

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