ポスト・マローン、『スペンサー・コンフィデンシャル』出演のきっかけはマーク・ウォールバーグ?

 現在配信中のNetflixオリジナル映画『スペンサー・コンフィデンシャル』の制作裏を、マーク・ウォールバーグが語った。

 本作は、『ローン・サバイバー』『バーニング・オーシャン』『パトリオット・デイ』『マイル22』でタッグを組んできた、ピーター・バーグ監督とウォールバーグが再びタッグを組んだサスペンス・アクション。ベストセラー小説家ロバート・B・パーカーによる人気小説『スペンサー』シリーズを原作に、『ワイルド・スピード』シリーズのプロデューサー、ニール・H・モリッツらが映画化した。

 刑務所での5年の服役から出所したスペンサーは、頑固者で喧嘩っ早い、粗野な男だが実は正義感溢れる元警察官。ひょんなことなら同居人となったホークと共に、投獄されるきっかけとなった世間を大混乱に巻き込んだ殺人事件の謎を調査し、隠された真実とその裏にうごめく陰謀を暴き出そうとするが、汚職警官、麻薬カルテル、その裏に潜む大物政治家らの巨大な悪に気がつき、裏社会の口封じのターゲットになる。

 ウォールバーグ演じるスペンサーの相棒ホークを、『ブラックパンサー』『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』でエムバク役を務めたウィンストン・デュークが演じる。加えて、『リトル・ミス・サンシャイン』のアラン・アーキン、世界的人気を誇るコメディアン、イライザ・シュレシンガーも出演。さらに、人気ラッパー、ポスト・マローンの名で知られるオースティン・リチャード・ポストも本作で自身初の映画出演を果たす。

 前々からマローンと交流があったというウォールバーグは、「僕はボストン出身で、ポスト・マローンのスタッフの多くもボストン出身だったから、共通の友人を通じて知り合いになったんだ」「マローンは自分の子供みたいな存在だよ。今や彼からも“Dad”って呼ばれているんだ(笑)」と2人の友情を語った。

 さらに、マローンの“俳優デビュー”について、ウォールバーグは「僕の妻の誕生日パーティーにマローンが来てくれたとき、『映画に出てみたいんだ』と言っていたから、ピーター・バーグ監督に『ポスト・マローンをキャスティングしたい!』と提案したんだ。『できたらすごいけど、演技はできるのかな?』と聞かれて『それはわからない』と答えたんだけどね(笑)」と仲良しならではのジョークを挟みつつ、自ら監督にプレゼンしたというまさかの事実を打ち明けた。

 その後、マローンの映画デビューが現実となり、リハーサルの日を迎えたときのことについて、ウォールバーグは「最初、マローンは少し不安そうだったんだけど、ビールをみんなで2〜3杯飲んでからリハーサルをすることにしたんだ。そしたら緊張もほぐれたみたいで、素晴らしい演技を披露したんだよ!」とマローンの演技を絶賛。マローンも、自身初の演技について「女の子たちの前でカッコつけるために演技することはあったけど、それ以外では初めての演技だった。精神的にも大変だったけど、素晴らしい経験ができたよ」と笑顔を見せた。

■公開情報
Netflixオリジナル映画『スペンサー・コンフィデンシャル』
独占配信中
公式サイト:https://www.netflix.com/spenserconfidential

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