『ナイブズ・アウト』スポット映像 ライアン・ジョンソン監督の“刃の館”へのこだわりも明らかに

 1月31日公開の映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』より、スポット映像が公開された。

 本作は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督が、アガサ・クリスティーに捧げて脚本を執筆したミステリー。脚本に惚れ込んだ『007』シリーズのクレイグ、『キャプテン・アメリカ』シリーズのエヴァンスを筆頭に、クリストファー・プラマー、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレット、ドン・ジョンソン、マイケル・シャノンら豪華キャストが結集した。

 NYの豪邸で、世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)の85歳の誕生日パーティーが開かれた翌朝、彼が遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)は、匿名の人物から事件の調査依頼を受けて現場である豪邸に到着する。自殺ではなく他殺、殺人事件と見極めた探偵は、パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら、屋敷にいた全員を第一容疑者として捜査を開始する。やがて、家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく。

映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』スポット映像

 公開されたスポット映像では、謎の死を遂げたハーランの家族たちが第一容疑者となり、
エヴァンス演じる一家の放蕩息子ランサムが「祖父は自殺じゃない」と断言し、「何が起こったのか説明してくれ」と何者かに詰め寄る様子などが描かれる。さらに、ハーランの次男ウォルト(マイケル・シャノン)、激高する長女リンダ(ジェイミー・リー・カーティス)らの姿も映し出されている。

  また、ジョンソン監督が最も情熱を注いだ、ミステリーの舞台となる“刃の館”へのこだわりも明らかに。『ザ・マスター』『インヒアレント・ヴァイス』を手がけたプロダクションデザイナーのデヴィッド・クランクをチームに招き入れた。クランクは、「まずライアンと私が相談したのは、スロンビーが自身の著書の中で描いた、外を向いた鏡の世界を彼の家で表現することだった」と振り返る。結果として、ボストン郊外の、1890年代に建てられたゴシック・リバイバル建築で、オーナー一家が住んでいた家を採用。中世の城をイメージした造りや短剣のような尖塔など、その家からは多くのインスピレーションを得たという。そして、ジョンソン監督は「編集の作業中でさえ、作品の中に発見があったんだ。きっと観客も大いに楽しめると思うよ」と作品の魅力をアピールした。

■公開情報
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
1月31日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本:ライアン・ジョンソン
出演:ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレット、ドン・ジョンソン、マイケル・シャノン、キース・スタンフィールド、キャサリン・ラングフォード、ジェイデン・マーテル、クリストファー・プラマー
提供:バップ、ロングライド
配給:ロングライド
Photo Credit: Claire Folger
Motion Picture Artwork (c)2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:longride.jp/knivesout-movie

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