橋本環奈と一触即発の状態に!? 『シグナル100』中村獅童演じるサイコパス教師捉えた新場面写真
2020年1月24日公開の橋本環奈主演映画『シグナル100』より、新場面写真が公開された。
R15+指定となる本作は、『不能犯』の宮月新による、集英社『グランドジャンプ』にて連載中の同名漫画を実写映画化するもの。担任教師の手により、突如として自殺催眠をかけられた36人の生徒たちが、普段行っていた行為により死を招く。その催眠発動(自殺)のシグナルは全部で100あり、死の暗示を解く方法はクラスメイトの死のみ。生徒たちが続々と自殺に追い込まれる中、死への恐怖から人間の本性が徐々に暴かれていき、やがて生き残りをかけた壮絶なデスゲームへと発展していく。
主演の橋本は、絶望的な状況下、持ち前の行動力と芯の強さを発揮し、事件の解決に奔走する正義感に強い主人公・樫村怜奈を演じる。監督を務めるのは、『さまよう小指』(2014年)でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014のグランプリを受賞した竹葉リサ。脚本は、『ドラゴンボールZ 神と神』や『ザ・ファブル』などを手がけてきた渡辺雄介が担当し、小関裕太、瀬戸利樹、甲斐翔真、中尾暢樹、中村獅童らが出演する。
卒業を目前に平穏な高校生活を送る生徒達を突如として恐怖のドン底へ落とすのは、一見穏やかで生徒からの信頼も厚い担任教師・下部。特別授業として視聴覚室に呼び出された生徒たちは、怪しげな映像を見せられる。なんとそれは“自殺催眠”の暗示であり、生徒全員は瞬く間に決して抗うことのできないデスゲームに巻き込まれていく。
公開された場面写真では、黒板に書かれた“特別授業 視聴覚室に集合”の文言を背に、中村演じる下部が不気味な表情を浮かべるカットや、自殺睡眠にかけられたことを告げられ憤る生徒に胸ぐらを掴まれるも、無感情で冷めきった視線を向ける姿が切り取られている。
中村は、下部を演じるにあたり、「教師役というのは、あまり演じる機会がなかったのでとても新鮮でしたが、何を考えているのかわからない謎めいた不気味さを出せるよう努めました」と語る。視聴覚室で自殺催眠ビデオを見せるシーンの撮影では、生徒役の共演者とほとんど私語を交わさず、冷酷な担任教師を演じ切った。さらには、ある台詞を突然大声で言ってみたり、口笛を吹きながら教室を出たり、廊下で突如振り返って不気味な笑みを見せたりと、アドリブを連発していたそうで、そんな中村の異彩を放つ演技に橋本も刺激を受けていたという。
■公開情報
『シグナル100』
2020年1月24日(金)全国公開
主演:橋本環奈
出演:小関裕太、瀬戸利樹、甲斐翔真、中尾暢樹、福山翔大、中田圭祐、山田愛奈、若月佑美、前原滉、栗原類、恒松祐里、中村獅童
原作:宮月新・近藤しぐれ『シグナル100』(白泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督:竹葉リサ
脚本:渡辺雄介
配給:東映
(c)2020「シグナル100」製作委員会
公式サイト:signal100.jp
公式Twitter:@Signal100_Movie