横浜流星、2019年の快進撃を振り返る 春夏秋冬で見せた輝きとは

 秋、『4分間のマリーゴールド』(TBS系)で扮したのは心優しい料理男子。クールながらも人の心に寄り添うことができる温かな青年は、横浜が演じることで人間味あふれる魅力的な人物に。その一方で、一周回って壁ドンからの「俺、琴のことが好き」という男気ある告白。このギャップに悶絶する女性たちが続出した。

『4分間のマリーゴールド』(c)TBS

 季節は巡って、再び冬。「2019年TV-CM急上昇ランキング」で1位を獲得した横浜は、ワイモバイルや森永製菓など5社のCMに出演しており、もはや“テレビを付けたら横浜流星”状態に突入。そしてダメ押しのELLE×4℃ スペシャルコンテンツ。本当に「『4マリ』キャストから“ポンコツ”と称された横浜さんですか?」と尋ねたくなる色気に、どこまで女性たちの心を揺さぶれば気が済むのだろう。

 とまぁ、人気は衰えるどころか加速するばかり。『日経トレンディ』(日経BP)が選ぶ「2019年“今年の顔”」、「Yahoo!検索大賞」大賞&俳優部門賞、「GQ MEN OF THE YEAR 2019」といった賞を次々受賞し、誰もが認める“2019年No.1ブレイク”となったわけだが、それでも横浜に浮ついた素振りは一切ない。むしろ、あまりに強すぎる勢いに吹き飛ばされないようにと地に足を付けてじっと踏ん張っているかのよう。謙虚に、凜と佇む横浜は、すでに大きく花開いたようにも見える。だが、我々の目には見えない根っこの部分は、それ以上に強く深く育まれていることだろう。

 今年は、プライム帯初主演となる『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ系)で幕開け。まだまだ美しく、大輪の花を咲かせるであろう横浜流星の2020年が楽しみだ。

『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(c)日本テレビ

※『L・DK』の「・」はハートマークが正式表記。

■nakamura omame
ライター。制作会社、WEBサイト編集部、専業主婦を経てフリーライターに。小学生男児2人の母。ママ向け&エンタメサイトを中心に執筆中。Twitter

■放送情報
『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』
日本テレビ系にて、2020年1月12日(日)スタート 毎週日曜22:30〜23:25放送
出演:清野菜名、横浜流星、山崎樹範、吉田美月喜、中田圭祐、祷キララ、山口紗弥加
監督:遠藤光貴
脚本:佐藤友治、蛭田直美
チーフプロデューサー:岡本浩一(読売テレビ)
プロデューサー:福田浩之(読売テレビ)、馬場三輝(ケイファクトリー)、千葉行利(ケイファクトリー)
共同プロデューサー:池田健司(日本テレビ)
制作協力:ケイファクトリー
制作著作:読売テレビ
(c)読売テレビ
公式サイト:https://www.ytv.co.jp/shirokuro/
公式Twitter:@shirokuro_drama
公式Instagram:@shirokuro_drama

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