佐藤二朗が原作・脚本・監督 山田孝之、仲里依紗、向井理ら出演『はるヲうるひと』2020年公開

佐藤二朗監督作『はるヲうるひと』来年公開

 佐藤二朗が原作・脚本・監督を務めた映画『はるヲうるひと』が2020年に全国公開されることが決定した。

 本作は、佐藤が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演、2014年に再演され、演劇界からも絶賛された舞台を映画化した作品。主演に山田孝之、共演には仲里依紗、向井理、坂井真紀らが集結し、映画化を望んでいた佐藤が約5年をかけて完成させた。

 また、本作が第35回ワルシャワ映画祭1-2コンペティション部門(長編監督2作目までの部門)へ正式出品されることも決定。ワルシャワ映画祭出品の知らせを受けた佐藤は、「今回、ポーランド・ワルシャワ映画祭のコンペディションに選出され、とても光栄に思っています。これを機に海外の方々にも、この壮絶な闘いの姿を目撃して欲しい。そして日本の皆様にも来年、ご覧頂けます。誰も見たことのない山田孝之、誰も見たことのない仲里依紗、誰も見たことのない佐藤二朗をご覧頂けると確信しています。ご期待を。その膨らんだ胸に見合う作品だと思っています」とのコメントを寄せている。

 佐藤は上映に合わせて現地入りする予定。受賞結果は、映画祭最終日の10月20日に発表される。

佐藤二朗 コメント

映画『はるヲうるひと』は、僕の主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で10年前に初演、多くの方々のご要望に押され5年前に再演した舞台の映画化です。架空の島の売春宿で生きる男女のおはなし。生きる手触りが掴めず、死んだように生きる人々が、それでも生き抜こうともがく壮絶な闘いのおはなし。
今回、ポーランド・ワルシャワ映画祭のコンペディションに選出され、とても光栄に思っています。これを機に海外の方々にも、この壮絶な闘いの姿を目撃して欲しい。そして日本の皆様にも来年、ご覧頂けます。誰も見たことのない山田孝之、誰も見たことのない仲里依紗、誰も見たことのない佐藤二朗をご覧頂けると確信しています。ご期待を。その膨らんだ胸に見合う作品だと思っています。

■公開情報
『はるヲうるひと』
2020年全国公開予定
出演:山田孝之、仲里依紗、今藤洋子、笹野鈴々音、駒林怜、太田善也、向井理、坂井真紀、佐藤二朗
原作・脚本・監督:佐藤二朗
制作プロダクション:ラインバック
配給:AMGエンタテインメント
配給協力:REGENTS
(c)2020「はるヲうるひと」製作委員会(AMGエンタテインメント/ハピネット)

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