『大脱出3』メイキング映像公開 シルヴェスター・スタローンらが舞台となる“悪魔砦”を語る
9月27日公開の映画『大脱出3』より、舞台となった刑務所についてキャスト・スタッフが語るメイキング映像が公開された。
スタローンの相棒を務めるのは、前作に続きデイヴ・バウティスタ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ブレードランナー 2049』にも出演する彼が、知力・体力ともにスタローン演じるレイ・ブレスリンに肩を並べる傭兵デローサ役を務める。さらに、『ドラゴン・マッハ』『イップ・マン外伝 マスターZ』などで強烈な印象を残し、『パシフィック・リム:アップライジング』でハリウッド進出も果たした、香港映画界を代表するアクションスター、マックス・チャンも参加する。
また、前作から引き続きカーティス・“50セント”・ジャクソン、『シン・シティ』のジェイミー・キングが続投するほか、ビヨンセやジェニファー・ロペスのバックダンサーを務め、ドラマ『Glee/グリー』のマイク・チャン役で知られるハリー・シャム・Jrも出演する。
公開されたメイキング映像では、ジョン・ハーツフェルド監督とスタローン、バウティスタが本作に登場する最強刑務所“悪魔砦(あくまとりで)”の撮影地について語っており、そこは18,580mもの驚くほど巨大な建築物で、かつては4,000人もの囚人が収容されていたそう。その暗い歴史から恐怖や緊張感あふれる映画の撮影に最適と皆が絶賛するこの建物は、なんとスティーヴン・キングの中編をフランク・ダラボンが映画化した1994年の名作『ショーシャンクの空に』でも、その外観が撮影に使われたアメリカ・オハイオ州にある「マンスフィールド教護院」。1886年に建設が始まったこの教護院は、建物を取り囲むように75
メートルの壁があり、現在建物のいくつかは取り壊されたものの、独房の多くはまだ残っている。
「『大脱出3』はそれ自体がキャラクターとなるようなロケ地でやりたかった。この作品の舞台は文字通り恐ろしい場所だ。暗黒の歴史をもっており、100年前の刑罰制度を彷彿とさせる。こうした建物を一度も見たことのない人々にとっては目からウロコだろうね」とスタローンが語り、「世界でもっとも素晴らしいセットだ。ゴシック、バロック、そしてローマ建築の融合には度肝を抜かれるよね。そして亡霊も連れてくる。独房のひとつひとつに物語があるんだ。このロケ地ではすべての課題がプラスに転換する。苦労してリアリティや本物らしさを出そうとしなくても、本物に囲まれているんだから」とハーツフェルド監督はコメントしている。
■公開情報
『大脱出3』
9月27日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
出演:シルヴェスター・スタローン、デイヴ・バウティスタ、マックス・チャン、ハリー・シャム・Jr、デヴォン・サワ、マリース・ジョー、ジェイミー・キング、カーティス・“50セント”・ジャクソン
監督:ジョン・ハーツフェルド
配給:クロックワークス
協力:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2019年/アメリカ/原題:Escape Plan: The Extractors
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公式サイト:http://klockworx-v.com/escapeplan3/