山田涼介×木南晴夏『セミオトコ』涙のクランクアップ 「本当にいい夏でした!」
明日9月13日に最終話が放送される金曜ナイトドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日系)のクランクアップの様子が公開された。
Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務め、岡田惠和脚本による完全オリジナルストーリーとなる本作。さえないアラサー女子・由香(木南晴夏)と、美しきセミの王子様・セミオ(山田涼介)の7日間限定の生活を描いてきたが、いよいよ最終回を迎える。
クランクアップを迎えたのは、9月某日のスタジオ。セミオ役の山田涼介、由香役の木南晴夏をはじめ、今田美桜、山崎静代、やついいちろう、北村有起哉、阿川佐和子、そして檀ふみといったおなじみのメンバーが勢ぞろいした「うつせみ荘」でのラストシーンが、最終撮影となった。監督から「カット! OK!」と声がかかると、みんな一様にやり切った笑顔に。山田は一人一人に花束を渡しながら、「お疲れさまでした」の気持ちを込め、熱いハグを交わしていった。
山田から花束を受け取った木南は「楽しかった『セミオトコ』が終わってしまって寂しいです。明日から何して過ごしたらいいんだろう……」と、込み上げる涙を抑えきれなかったよう。そして木南から花束を受け取った山田の目にも光るものが。「こんなに撮影が楽しくて、キャストが仲良くなった現場はないかもしれません」と振り返り、「皆さんと出会って濃密な時間を過ごせました。本当にいい夏でした!」と、涙を浮かべながら語った。
さらに、この日の夕食では、スタジオに急きょ“流しそうめんセット”が登場。夏の最後、そして撮影の最後に、みんなで流しそうめんを行った。まず初めにそうめんを流す係に任命された山田と木南は、2レーン作られた流しそうめん台にスタンバイすると大はしゃぎ。さらに、流す係を檀らに交代すると、山田と木南は奪い合うようにそうめんを堪能した。そうめんのつけ汁には、阿川が作った特製カレーが大人気。仲良しの檀を筆頭に、山田、木南、今田らも「美味しい!」と口を揃え、現場は最後まで和気藹々とした雰囲気だった。
なお最終話では、セミオと由香がデートから戻り、花火をしながら最後の夜を過ごす。そんな2人を見守りながら、『うつせみ荘』の住人たちは円陣を組む、「とても切なくて辛い明日になってしまうけど、私たちはできるだけ明るくいつもと同じように接しましょう」という庄野くぎこ(檀ふみ)の声で一致団結した岩本春(山崎静代)&マサ(やついいちろう)ら住人たちは、ハイタッチをしたり拍手をしたりしながら、「2人のために頑張ろう」と、お互いを強く励まし合う。
最後の朝、いつものように「おはよう世界!」と跳ね起き、窓から木に飛び移り、庭に落ちてくるセミオ。それを住人たちは笑顔で迎え、由香もまたその姿を目に焼き付けるように、泣きそうになるのを我慢しながら笑顔を浮かべるのだった。みんなが自分と由香のことを心配して気を使っていることに気づいたセミオは、ねじこ(阿川佐和子)たちにこう宣言する。「僕がこの世界にいられるのは今日までです。だから今までと同じように過ごして、おかゆさんと一緒に仕事に行って、そして手をつないで一緒に帰ってきます」。そして「でも、どの時間まで僕の命があるのかはわかりません。戻ってこられなかったらごめんなさい」とも。みんなに送られ、工場へと出かけたセミオと由香。刻一刻と近づく別れのときを意識しながら、2人はこれまでと変わらない時間を過ごす。ふたりの未来はどうなるのだろうか。
■放送情報
金曜ナイトドラマ『セミオトコ』
テレビ朝日系にて、毎週金曜23:15~0:15放送
※一部地域で放送時間が異なる
出演:山田涼介、木南晴夏、今田美桜、三宅健、山崎静代、やついいちろう、北村有起哉、阿川佐和子、檀ふみ
脚本:岡田惠和
監督:宝来忠昭、竹園元(テレビ朝日)
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:服部宣之(テレビ朝日)、布施等(MMJ)、本郷達也(MMJ)
制作:テレビ朝日、MMJ
(c)テレビ朝日