深田恭子と瀬戸康史、笑い上戸で息ぴったり 『ルパンの娘』許されない恋愛の行方は

 7月7日、都内で11日よりスタートする木曜劇場『ルパンの娘』(フジテレビ系)の記者会見が行われ、深田恭子、瀬戸康史、小沢真珠、栗原類、大貫勇輔、渡部篤郎が登壇した。

 横関大の同名小説を原作に、オリジナル要素も加えて描かれる本ドラマ。代々泥棒一家の三雲華(深田)と代々警察一家の桜庭和馬(瀬戸)の許されない恋愛を軸に、三雲家と桜庭家の家族ドラマ、「泥棒vs警察」の攻防戦やミステリー、アクション、ミュージカル要素までも詰め込んだ奇想天外なラブ&コメディーとなっている。

瀬戸康史と深田恭子

 七夕にちなみ、深田と瀬戸は浴衣姿で登場。作品について深田は「コメディーではあるけど、真剣に取り組んでいます。お腹いっぱいになるようなシーンがたくさん出てくる」とにっこり。原作を夢中で読んだと話し、「すごくテンポがよくて、登場人物が頭の中で整理しやすい。撮影ではさらにおもしろい要素をいただいて、パワーアップしているんじゃないか」と自信を見せた。

 一方、瀬戸は自身の役について「この作品の中では一番普通」と語り、「本格的なコメディーは初めてなので、何がおもしろくて何がおもしろくないのかわからない状態。監督やスタッフさんの笑い声とかで判断しているので、台本に書かれていることを真剣にやっている」と明かした。

 今作で深田と瀬戸は7年ぶりの共演。深田は「今回のほうが身近に感じる。クランクインした日から、楽しく撮影させていただいていて。こんなにも瀬戸さんが笑い上戸だったんだなと初めて知りました」と笑顔。すると瀬戸も「僕もそう思ってます。深田さんも笑いこらえてますから」と息ピッタリ。さらに深田の印象について「良い意味で変わってない。どんな人にも平等で、それってなかなか難しいことだと思う」と、その人柄を称えた。

 続けて深田が昨年、『海月姫』で瀬戸が女装している際にたまたま再会したことを振り返り、「遠くから見たら女性かと思ったけど、近づいたら瀬戸さんで。今回は役作りのためにパンプアップされたということで、幅の広い役者さんだと思いましたね」と話すと、瀬戸は「めちゃくちゃ嬉しい」と大喜び。またダンサーである大貫は、「緊張するかと思ったけど、楽しくやらせてもらっています」と語りながら、ダイナミックかつしなやかなターン&ジャンプを披露し、取材陣を驚かせた。

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