『ラジエーションハウス』“唯織ロス”から立ち上がる 『監察医 朝顔』から中尾明慶の登場も

 それぞれの大切な想いのために奔走する唯織(窪田正孝)や甘春総合病院の面々を描いたスペシャルドラマ『ラジエーションハウス特別編~旅立ち~』(フジテレビ系)が6月24日に放送された。本作は連続ドラマ『ラジエーションハウス』(フジテレビ系)のスペシャル版として、今までの総集編を交えながらオリジナルストーリーが展開された。

 唯織は新たなキャリアのためにワシントンに向かっており、偶然にも以前治療した写真家の菊島(イッセー尾形)に再会。談笑を続けながら空の旅を楽しんでいた2人だったが、機内で急病人が出てしまう。乗り合わせていた内科医・黒川守(中島歩)と唯織は処置にあたるが、唯織はすぐに患者がアナフィラキシーショックであると気がついた。適切な処置のおかげで患者は一命を取り留める。

 一方、甘春総合病院は唯織がいなくなったことで“唯織ロス”を起こし、抜け殻になっていた。そこに、かつて天才野球少年と呼ばれていた高校球児の平山(前田旺志郎)がヒジのレントゲンを撮りに来院した。平山はヒジ以外にも調子の悪そうな様子を見せ、気にかける裕乃(広瀬アリス)や放射線技師の面々は、杏(本田翼)にも相談を持ちかける。そこで平山を追加検査し、腫瘍が発見されるのであった。平山の野球の不調はこの腫瘍が原因であることがわかり、平山は再び前を向き歩み始める。

 そして飛行機の中では、今度は機長が急病で倒れてしまった。唯織はまたしても黒川と処置にあたり、素早い処置と治したいという粘り強い想いで機長を助け出す。

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