『向かいのバズる家族』内田理央が語る、ネットの世界 「みんなに知られる怖さはあまりない」

内田理央が語る、ネットの世界

「見てくれる人数が増えれば増えるほど、そうじゃない人も出てくる」

 

ーーSNSでバズる主人公・あかりと、内田さん自身の役者・タレントという職業は、あらゆる人から一挙手一投足を注目されるという意味で似ている部分もあるかと思います。

内田:私は、自分の隠したい趣味とかなくて、どちらかといえば知ってほしい! って思うタイプなんですよ。だから、バズることでみんなに知られるという怖さはあまりないです。でも、自分が無意識だった行動が、悪い意味で捉えられて、その部分だけ切り取られて伝わるということは、こういうお仕事をしていたら多々あることなので、気持ちはわかります。

ーー内田さんはTwitterでもハーレムアニメや触手の魅力など自身の趣味を話す機会がほしいというツイートもされていましたが、芸能生活を始める前からずっと自分の好きなものをオープンにしていたんですか?

内田:もともとは隠していたんですが、ふとした拍子に言うようになったら、やっぱり何人かわかってくれる方がいて、それが嬉しかったんです。でも、見てくれる人数が増えれば増えるほど、そうじゃない人も出てくる。例えば、一つ描いた絵を投稿したら「病んでる」って心配されたり深い考察をされてしまったりとか(笑)。今はもうちょっと考えて発言しています。

ーー本作でもSNS、ネットならではのトラブルが多く起きます。

内田:ネットの世界のバズの怖さとか楽しさは、皆さんもう十分知っていると思うけど、「ネットだから」「匿名だから」という理由で言及したり、攻撃したりすることによって人生が崩れてしまう人もいるということは常に感じていてほしいです。本作でも、私が演じたカフェ店員であるあかりはバズって、あかりにクレームを言ったおじさんは勤めている会社を辞めることにまでなります。別におじさんが悪いわけじゃないのに、あんなことになるというのはネットならではですよね。ドラマを観ていたら、「おじさん、かわいそう」って思うじゃないですか? でもネットの世界だけ見ていたらきっと気づかない。そのギャップに、いい意味でモヤモヤしてくれたらと思います。

ーー今後の展開も楽しみです。

内田:内田:私も台本を読んでいて「あ、こうきたか!」と思うことも多いんです。家族もバズって、恋愛もうまくいって……。そこからやっぱり落ちる時が来るので、その時にどう事が転がるか楽しみにしていてほしいです。

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(取材・文=島田怜於/写真=宮川翔)

■衣装クレジット
トップス、パンツ/ともにSTAIR
シューズ/TOGA pULLA(すべてミッドウェスト)
リング/STELLAR HOLLYWOOD

■放送情報
プラチナイト 木曜ドラマF『向かいのバズる家族』
読売テレビ、日本テレビ系にて、毎週木曜23:59~0:54放送(55分枠)
出演:内田理央、白洲迅、木下隆行(TKO)、那智、小川紗良、永野宗典、山中崇、藤井武美、小野武彦、高岡早紀
脚本:マギー
監督:藤井道人ほか
制作協力:ザ・ワークス
(c)読売テレビ
公式サイト:https://www.ytv.co.jp/buzz/

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