岩田剛典が“町田くん”の胸ぐらを掴む 『町田くんの世界』本予告&ポスタービジュアル公開

 6月7日に公開される映画『町田くんの世界』より、本予告とポスタービジュアルが公開され、平井堅が本作のために書き下ろした楽曲「いてもたっても」が主題歌に決定した。

 本作は、『舟を編む』の石井裕也監督が、『別冊マーガレット』で連載されていた安藤ゆきによる同名コミックを実写化した青春映画。運動も勉強も苦手で、見た目も普通ながらも、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力を持つ町田くんに突然の出来事が訪れ、優しさに溢れていた“町田くんの世界”がひっくり返る。

 主演には、演技経験ほぼゼロの新人、細田佳央太と関水渚が抜擢。共演には、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子らが名を連ねた。

 公開されたポスタービジュアルには、「この世界は悪意に満ちている。でもーー町田くんがいる」というキャッチコピーとともに、町田くんと猪原さんの姿が特殊な構図で捉えられている。

『町田くんの世界』本予告

 本予告は、ジャーナリスト吉高(池松壮亮)の「この世界は悪意に満ちている」というセリフから幕をあける。地味で、メガネで、運動も、勉強もできない、とにかく取り得がなりこれまでのどんな主人公とも異なる町田くん(細田佳央太)は、全人類が自分と家族と思えるほど、“人を愛する才能”だけはズバ抜けていた。人が大好きな町田くんが、人が大嫌いなクラスメイトの猪原さん(関水渚)に出会ったことで、生まれて初めてのわからない感情と向き合うことに。まわりのすべての人を巻き込んで、予測のつかない物語が動き出す。

平井堅 コメント


人はなぜ恋をするのか? 太古から我々が抱えてきたこのテーマを、こんなに瑞々しい視点で描けるなんて! 町田くんが見ている世界に音をつけれたら。そんなサントラ的感覚で書きました。純粋とエゴイズム。それでもぼくらは恋が好き。

石井裕也監督 コメント

繊細でピュアで、本当にかわいい曲です。この曲が映画の最後にバシッと流れることで、映画がさらに素敵なものになりました。極上の読後感を味わっていただけると確信しております。優しい歌声とメロディが頭から離れずに困っています。これこそが平井堅さんのマジックなんだと思います。

北島直明プロデューサー コメント

平井堅さんが唄う全ての歌は唯一無二の音楽であり、一曲一曲が平井さんで無ければ成立しない物語です。愛や優しさ、一方で苦しみや嫉妬、正に“人間そのもの”を表現される平井さんの歌がずっとずっと大好きでした。今回、『町田くん~』の為に最高の唯一無二の“優しい歌”を作って頂きたくてオファーさせて頂きました。

■公開情報
『町田くんの世界』
6月7日(金)全国公開
出演:細田佳央太、関水渚、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子
監督・脚本:石井裕也
脚本:片岡翔
原作:安藤ゆき『町田くんの世界』(集英社マーガレットコミックス刊)
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)安藤ゆき/集英社 (c)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

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