ネメシュ・ラースロー監督最新作『サンセット』3月公開 銃声が響きわたる予告編も

 『サウルの息子』のネメシュ・ラースロー監督最新作『サンセット』が、3月15日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて公開されることが決定。あわせて予告編が公開された。

 舞台は、1913年オーストリア=ハンガリー二重帝国時代に栄華を極めた、ハンガリーのブダペスト。高級帽子店で働くことを夢見る、若い女性が見つめた第一次世界大戦前、ヨーロッパの中心都市の繁栄と闇を描く本作は、第75回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され、国際批評家連盟賞を受賞。第91回アカデミー賞外国語映画賞ハンガリー代表に選出された。

『サンセット』予告編

 今回公開された予告編は、両親が遺したブダペストのレイター帽子店を訪れたイリス(ユリ・ヤカブ)が、試着した帽子のヴェールを上げる印象的なシーンから始まり、イリスが自分に兄がいたことを知り、失踪した兄を探す場面が描かれる。後半では、華やかな高級帽子店の裏の顔、そして伯爵殺しという恐ろしい兄の秘密に直面したイリスが、「この街を出ろ」と男に警告される様子や、髪を男の集団に引っ張られる場面が映し出されている。

■公開情報
『サンセット』
3月15日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて公開
監督・脚本:ネメシュ・ラースロー
出演:ユリ・ヤカブ、ヴラド・イヴァノフ、モーニカ・バルシャイ
配給:ファインフィルムズ
後援:ハンガリー大使館
2019/ハンガリー、フランス/カラー/ハンガリー語、ドイツ語/142分/原題:Napszallta/英題:Sunset/映倫:G
(c)Laokoon Filmgroup–Playtime Production 2018
公式サイト:http://www.finefilms.co.jp/sunset/

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