藍沢耕作の表情に変化が 山下智久が魅せた劇場版『コード・ブルー』での絶妙な成長

 シリーズ開始から10年経つドラマ『コード・ブルー』シリーズが、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』となって7月27日に公開された。評判は上々で、8月11日~12日の国内映画興行ランキングでも1位を記録し、3週連続1位をマーク。累計興行収入は52億円を突破する大ヒットとなっている。

 昨今、テレビドラマが映画化されるという流れが多くなってきているが、テレビドラマを観ていない人にとっては正直なかなかとっつきづらい。『コード・ブルー』シリーズもテレビドラマの映画化だが、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』はテレビドラマを観ていなくても充分楽しめる作品になっている。もちろん10年間テレビドラマをチェックし続けていることで理解できる、細かな伏線回収なども多い。しかし、映画の冒頭に過去10年間の振り返りもあり、基本情報を抑えればしっかり楽しめる。

 映画を観る上で抑えておくべき、『コード・ブルー』シリーズのポイントをおさらいしてみよう。物語の舞台は、千葉県にある翔陽大学附属北部病院救命救急センター。そこで活躍する4人のフライトドクターと1人のフライトナース。藍沢耕作(山下智久)、白石恵(新垣結衣)、緋山美帆子(戸田恵梨香)、藤川一男(浅利陽介)、冴島はるか(比嘉愛未)の5人が物語の中心人物だ。赴任当初はそれぞれ悩みやトラウマを抱えていたが、今では救命救急センターにとってなくてはならない存在となっている。

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