山下智久、新垣結衣らが“10年分の感謝”伝える 『劇場版コード・ブルー』初日にキャスト集結
また新垣、戸田、比嘉は内容が近いということで、同時にフリップをオープン。新垣の「みんなへ ありがとう」というメッセージをはじめ、比嘉は「大好きだ」、戸田は「最高の時間をありがとう」と、それぞれ感謝の言葉がしたためられていた。戸田は「映画が公開するということで、1stシーズンからのいろいろなことがフラッシュバックするんです。3rdシーズンに入るときに自分が先輩っていう感覚があまりなく不安だったけど、フェローのみんなが私たちを先輩にしてくれたなと思っていますし、みんなに支えてもらったので、10年分のありがとうを伝えたいなと思いました」とコメント。
新垣は「3rdシーズンからメインキャストが倍に増えたけれど、個性的な魅力がそれぞれあって。『コード・ブルー』に新しい風を吹かせてくれたからこそ、7年ぶりに戻って来られたんだろうなと思います。10年前、たぶん私は初の社会人役だったし、お医者さんだし、自分の年齢より10歳くらい上の女性を演じなきゃいけないということで頭が真っ白になることもあったけど、監督はその時から、私のお芝居を信じてくださっていた」と振り返る。さらに新垣は5人(山下、新垣、戸田、比嘉、浅利)の中に自分がいることが不思議な瞬間があるといい、「インタビューとかを受ける中で、お互いが仲間として認めているんだなっていうのがわかって、すごくうれしかった。これがずっと続けばいいなと思うし、みなさんに出会ってくれてありがとう」としみじみ語った。
大トリの山下は「泣かしちゃうことになるかもしれない」と前フリしつつフリップを掲げるも、そこには「次は何食べる?」と書かれており、キャストたちは大笑い。だが、「ありがとうっていう気持ちはもちろんあるけど、これからもずっと、人生の節目節目で関わっていく人たちだと思っている。今日が晴れの舞台ではあるけれど、僕らの関係はまだまだ続いていくだろうなという思いを込めて」とその真意を語ると、比嘉の「本当にウルっときちゃう」という言葉に新垣、戸田らも共感していた。
最後に山下が「10年間みなさんが育ててくれた『コード・ブルー』なので、これからも心の中で生き続けてくれたらうれしく思います。ありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくり、キャスト・スタッフの強い絆が垣間見える、華やかな舞台挨拶は幕を閉じた。
(取材・文=nakamura omame)
■公開情報
『劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命–』
全国東宝系にて公開中
出演:山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、成田凌、新木優子、馬場ふみか、新田真剣佑、かたせ梨乃、山谷花純、丸山智己、杉本哲太、安藤政信、椎名桔平
監督:西浦正記
脚本:安達奈緒子
音楽:佐藤直紀
プロデュース:増本淳
制作プロダクション:シネバザール
製作:フジテレビジョンほか
配給:東宝
(c)2018「劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-」製作委員会
公式サイト:http://codeblue-movie.com/