山下智久、新垣結衣らが“10年分の感謝”伝える 『劇場版コード・ブルー』初日にキャスト集結

西浦正記監督

 続いて映画のテーマ「大切な人に思いを伝える」にちなみ、キャストそれぞれが他の登壇者に向かって、「今だから伝えたいこと」をそれぞれ発表。まずは西浦監督が先陣を切り「カット チェック!!」というフリップを掲げると、キャスト陣は大盛り上がり。撮影中、「カット」のあとの「チェック」という一言が「OK」の合図だったといい、山下は「この言葉にすべてが集約されている」と感慨深げ。比嘉は「言い方で評価の感じがわかるんだよね」と話し、浅利が「カットの後にちょっと間があるときがあるの」と明かすと、キャスト陣から続々と「あれ、怖いよね」の声。すると西浦監督はそんなキャスト陣を労い、「いま、キャスト・スタッフ全員に『カットチェック』と言いたいです」と力を込めた。

馬場ふみか

 また馬場が、新垣に「いつもそっと寄り添ってくれてありがとうございました! 実はちょっとドキドキしてました」と告白すると、対する新垣も「ちょっと守りたくなるような感じがあって、気づいたら肩を抱いていました」と相思相愛。続いて新木は、戸田に「好きすぎて、現場でいつも目で追ってばかりいてごめんなさい」とメッセージ。戸田も「うれしかったですよ。こんなかわいい目線をずっといただけるわけですから」とほほえみ、比嘉が「恋みたいじゃない?」とツッコむ場面も。戸田は「前室のお菓子とかが置いてあるところに行くと、いつも私の面倒見てくれるんです。恵梨香さん、これがおいしいです。恵梨香さん、これ温めてくださいって(笑)」と撮影の裏側を明かし、「これからも続けてください」と後輩からの愛に応えていた。

新木優子

 一方「ただただ先輩に感謝!!」と掲げた成田に対して、山下は「いい意味で、自然体で寄り添って来てくれたので、僕らとしてもうれしかったです」と後輩たちとの交流についてコメント。同じくフェロー役の有岡は、山下に「ベンチコートありがとうございました!」と伝えるも、「劇場版がクランクアップした日に、山下くんがオシャレなベンチコートをくださったんですけど、勝手に僕だけにくれたものなのかなと思っていて。その後スピンオフの撮影に入ったら、フェローのみんなが着ていて、うぬぼれてた自分が恥ずかしくなりました」と苦笑い。

新木優子、成田凌、比嘉愛未
有岡大貴

 すると成田が「僕も、僕だけにくれたんだと思って秘密にしてたんです」と同じく勘違いしていたことを告白。有岡が「ね! なんか勝手に、山下くんにとって特別な存在なのかなって」と山下を見つめると、成田も「まったく同じこと思ってました」と頷いた。山下は「感謝の気持ちを込めてプレゼントした」と話し、佐野アナから「有岡くん、成田くんへの特別な気持ちはなかった?」と問われると「もちろんありますよ。僕は全員大好きです!」と力強く宣言。有岡は「感謝しています。一生着ます」と敬意を表していた。

成田凌

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