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橋本愛、『西郷どん』の空気を一変 得体の知れない女性・須賀をどう演じた?

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 『西郷どん』(NHK総合)第7回「背中の母」は、西郷吉之助(鈴木亮平)にとって多くの悲しい出来事が起きる回だった。祖父の龍右衛門(大村崑)、父の吉兵衛(風間杜夫)、そして母の満佐(松坂慶子)と、半年足らずのうちに祖父と両親が亡くなるという、吉之助にとって生涯で一番つらく悲しい年となる。生前、命がそう長くない満佐を安心させるため、吉之助は嫁をもらう。その人が、伊集院家の須賀(橋本愛)。次週の第8回とあわせてのキーパーソンとなるが、「不吉な嫁」と揶揄されるほどに西郷家の空気を一変させていくこととなる。

 西郷家に嫁いできた須賀は、一言で言えば「愛想のない女性」。良く言えば「凛としている」だが、西郷家の者たちは一言も喋らず、笑わない須賀を見て「能面みたいな花嫁」と不気味がる。吉兵衛が振舞う酒に須賀が「頂きもす」と初めて口を開き、酒をゴクッと飲み干す。それを見ていた一同が驚く、“得体の知れない女性”という扱いだったのだ。

 吉之助は、そんな須賀を優しく受け入れる。須賀は「こげな愛想のなか嫁ですんもはん。笑おうと思っても笑えんでございもす」とうまく立ち振る舞えない自身を恥じる。吉之助が「こげな貧しか大所帯に来てくれてあいがたかど」と須賀を思いやると、「いえ、貧しさは恥ではございもはん」と答える。この真摯な言葉で満佐は安心したのか、優しげな表情を見せると、それに精一杯応えようと須賀も笑顔を作る。ひきつった笑顔を見て、吉之助は「あ〜よかよか。無理に笑わんでよか」と諭し、須賀は少しばかり微笑むのだった。

 橋本愛は、史実上ほぼ記録が残っていない須賀を演じる上で、ほとんど想像で演じることの難しさがあったことを公式サイトでコメントしている。吉之助と須賀の夫婦生活は短く、やがて離縁することとなるが、その真相も分かっていないほど。難しい役どころではあるものの、その分自由に須賀を演じることができるとも言える。昨年公開の映画『美しい星』でも、“金星人”という難役を見事に演じきっていた。難役であればあるほど魅力が増すのが橋本の特徴とも言えるだけに、須賀役でも大きな爪痕を残してくれそうだ。

      

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