『ウチの夫は仕事ができない』で学ぶ夫婦の形 初めてのケンカがもたらしたもの

 「つかポン」「サーヤ」と互いを呼び合う小林夫妻。『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ)の司(錦戸亮)と沙也加(松岡茉優)の2人は、順風満帆、絵に描いたような理想の新婚夫婦だ。第6話のつかポンとサーヤがいつにも増して可愛いと話題になっている。
 

   
 第6話のテーマは、「ケンカ」。マタ友から「一度もケンカをしたことがない夫婦に限って、簡単に離婚してしまう」と聞いた沙也加は、司とのケンカを試みる。「つかポンとケンカ! 喧嘩上等!」と張り切る沙也加。洗濯物はそのまま、晩御飯も作っていない。そんな家の状態で仕事から帰ってきた司を迎え入れたはずだったのだが、「お日様をいっぱい浴びた洗濯物は気持ちいいね」「たまにはいいね、カップラーメンも」と、沙也加の家事放棄に気づかず、逆に彼の人の良さがにじみ出てしまう。疲れてるなら、と沙也加に弁当作りを心配するほどだ。


 何をしても怒らない司に、沙也加はケンカの必要はないと思い直すのだったが、司がベランダで飼っている粘菌に沙也加が水をやってしまい、ケンカが勃発してしまう。「もういいよ!」とどなる司。それに対し沙也加は、「なんで怒ってるんだ! びっくりなんですけど!」と一人布団に潜り叫ぶのだった。翌朝、自分の行動に反省をした司は、沙也加に優しく話しかける。沙也加は「起きてますけど、寝てます」と初めてのケンカに困惑した様子。どこまでも優しさが勝ってしまう司と、彼が好き過ぎるあまりにあまのじゃくな態度を取ってしまう沙也加は、やはりお似合いの夫婦だ。

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