瑛太、“死者からの手紙”をどう解決? 『ハロー張りネズミ』悲哀溢れる第6話

 政治家になる野望を抱いた伊佐川を信じて支え続けた玲奈の、愛憎が混じり合った復讐の真実が解き明かされるクライマックス。伊佐川は五郎の推理を『古畑任三郎』のようだと揶揄するが、死を選びながらも最後まで伊佐川の人間性を信じた被害者の姿からは、『新参者』としてドラマ化された東野圭吾の“加賀恭一郎”シリーズのような悲哀が溢れているようにも見えた。このドラマは毎話毎話で違う顔を見せるのに、“人情”を描くというブレない軸だけはしっかりと存在しているのだ。

■久保田和馬
映画ライター。1989年生まれ。現在、監督業準備中。好きな映画監督は、アラン・レネ、アンドレ・カイヤット、ジャン=ガブリエル・アルビコッコ、ルイス・ブニュエル、ロベール・ブレッソンなど。Twitter

■放送情報
金曜ドラマ『ハロー張りネズミ』
TBS系にて毎週金曜よる10:00~10:54放送
原作:弘兼憲史「ハロー張りネズミ」(講談社「ヤングマガジンKC」所載)
脚本・演出:大根仁
プロデュース:韓哲、市山竜次
出演:瑛太、深田恭子、森田剛、中岡創一(ロッチ)、片山萌美、蒼井優、リリー・フランキー、山口智子
製作:オフィスクレッシェンド、TBS
(c)TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hello-harinezumi/

関連記事