>  > 『この世界の片隅に』はなぜ支持されるのか?

脚本家・演出家/登米裕一の日常的演技論

『この世界の片隅に』は難しいテーマをどう伝えたか アニメだからこそ成立した「柔らかさ」と「深さ」

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 描写が残酷であるし、死んだ人を悼まなければいけないから戦争映画は苦手だと言う人がいる。確かに残酷な時代であり、否が応にも戦争の過酷なシーンは含まれる。けれど上にも述べたようにその事実をただ突きつけるのではなく柔らかさと深さ、そしてユーモアを持って描かれている。何より生きていることへの尊さを感じさせてくれる映画である。

 どうか一人でも多くの方が劇場に足を運んでくれることを祈っている。

■登米裕一
脚本家・演出家。映画『くちびるに歌を』CX『おわらないものがたり』NHK『謎解きLIVEシリーズ』などの脚本を担当。大学時代に旗揚げをした劇団『キリンバズウカ』の主宰も務める。個性豊かな登場人物たちによる軽快な会話の応酬を持ち味としており、若手作家の躍進著しい演劇界の中でも、大きな注目を集める。また演技指導家としても評価を得ており、現在多くのワークショップ依頼を受けている。

■公開情報
『この世界の片隅に』
テアトル新宿、ユーロスペースほか全国拡大公開中
出演:のん、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔、潘めぐみ、岩井七世、澁谷天外
監督・脚本:片渕須直
原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊)
企画:丸山正雄
監督補・画面構成:浦谷千恵
キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典
音楽:コトリンゴ
プロデューサー:真木太郎
製作統括:GENCO
アニメーション制作:MAPPA
配給:東京テアトル
(c)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
公式サイト:konosekai.jp

      

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