『コウノトリ大作戦!』ダグ監督、ニコラス監督の“即興”取り入れた手法を絶賛「斬新なスタイル」

『コウノトリ大作戦!』驚きの手法とは

 11月3日より公開される『コウノトリ大作戦!』より、ダグ・スウィートランド監督のコメントが公開された。

 本作は【コウノトリが赤ちゃんを運んでくる】という、世界中で知られる寓話を元にしたアニメーション映画。“赤ちゃんのお届け”が禁止されるている「コウノトリ宅配便社」のNo.1配達員ジュニアが、思わぬ手違いから誕生した人間の赤ちゃんを、会社に内緒で人間界に届けるまでの模様を描く。『ファインディング・ニモ』『モンスターズ・インク』など、数々のディズニー/ピクサー作品でアニメーターを担当し、2008年には初監督作となる短編『マジシャン・プレスト』を手がけたダグ・スウィートランド監督と、『ネイバーズ』のニコラス・ストーラー監督の二人がメガホンをとった。

 ダグ・スウィートランドは今回、ニコラス・ストーラーがこれまで実写映画で用いてきた手法を応用し、アニメーション製作の過程に即興を使っていく撮影手法に衝撃を受けたと語り、「長いことアニメーションに関わってきた僕にとっても、スタジオのメンバーにとっても、彼のスタイルはとても斬新だった」と称している。彼が今までのキャリアで行なってきたキャラクター製作のプロセスでは、仮で声を当てる役者を使い、まずはアニメーション全体の動きを把握するのが一般的だが、ニコラスは即興ができる役者で、彼らの“アドリブ”を活かしつつ、一緒にキャラクターを作り上げていったのだという。また、「驚いたけど、僕らもそうやって作り出されたキャラクターを大好きになった。ストーリーにぴったりなんだ。」ともコメントしている。

■公開情報
『コウノトリ大作戦!』
11月3日(木・祝)全国ロードショー
監督:ニコラス・ストーラー、ダグ・スウィートランド
脚本:ニコラス・ストーラー
製作:ブラッド・ルイス、ニコラス・ストーラー
製作総指揮:フィル・ロード、クリストファー・ミラー、グレン・フィカーラ、ジョン・レクア、ジャレッド・スターン
声の出演:アンディ・サムバーグ、ケルシー・グラマー、ケイティ・クラウン、キーガン=マイケル・キー、ジョーダン・ピール、ジェニファー・アニストン、タイ・バーレル、ダニー・トレホほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
原題:STORKS/全米公開:年9月23日
(c)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
公式サイト:www.kounotori-daisakusen.jp

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