『スター・ウォーズ』新作の悪役はダース・ベイダーの信奉者か? 英メディアで新事実が発覚

 世界中のファンが熱い視線を送り続けている『スター・ウォーズ』シリーズの最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。その主要キャスト(黒衣の3人と白衣の3人)がダブル表紙を飾ったことが大きな注目を集めた「EMPIRE」誌の記事のなかで、監督J・J・エイブラムスが、いくつかの気になる新真実を明らかにしていることがわかった。(参考:J.J. Abrams Reveals Inspiration for The First Order from Star Wars: The Force Awakens

 まず、アダム・ドライヴァー演じる新キャラクターであり、仮面姿で十字型のライトセーバーを操るビジュアルが鮮烈な「カイロ・レン」。ファンの注目が最も高く、一説によるとハン・ソロの息子であり、新主人公レイの兄とも噂されている彼は、J・J・エイブラムス曰く、「シスではない」ということだ。さらに、「カイロ・レンは、暗黒面のフォースを操るリーダー、スノークに仕えている」とも。カイロ・レンが、「レン騎士団」と呼ばれる集団のメンバーであることは既に報じられていたが、果たして彼らは、何を目的とするどのような集団なのだろうか? そして、カイロ・レンの仮面は、噂どおりダース・ベイダーを模したものなのだろうか?

 それらに関係する事実として、同記事のなかでJ・Jは、さらに興味深い発言をしている。「今回の新シリーズの発想は、かつてナチスの残党がアルゼンチンに渡り、いかにして再び活動するに至ったのかという話し合いのなかから生まれた」と。新シリーズの舞台となるのは、『エピソード6/ジェダイの帰還』から約30年後の世界。J・Jの話が本当だとするならば、「ザ・ファースト・オーダー」と呼ばれる今シリーズの悪役は、アルゼンチンに逃れたナチスの残党たちのような存在なのだろうか? そして、彼らはかつての「帝国軍」といかなる関係にあるのだろうか? さらには、彼らにとってダース・ベイダーとは崇めるべく“殉教者”的存在なのか?

 ひとつひとつヒントを与えられるかのように、次々と真実が発覚してゆく『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、今年12月18日に、日本も含め世界一斉公開される。

(文=編集部)