『君の名は。』公開10周年に祝福と感謝の声 新海誠監督の未公開ポスター案や田中将賀の描き下ろしイラストも

 2026年8月26日、2016年に公開された映画『君の名は。』が10周年を迎えた。本作の監督である新海誠のX(@shinkaimakoto)をはじめ、SNSではさまざまな作家たちが『君の名は。』に関する投稿が見られた。

 新海誠が投稿したのは、映画の公開前に作成されたティザーポスター案だ。映画公開前にあたる2016年春期に発表されたポスターは、主人公である瀧と三葉がひとつの輝きを境目に、住んでいる土地や彗星の行方など、対照的な境遇にあることを示した構図のイラスト。一方のティザーポスター案では彗星の落下地点である糸守湖の様子が描かれており、映画冒頭の映像を彷彿とさせる。

 そんな新海誠のポストを引用するかたちで反応したのは、本作のキャラクターデザインを手掛けたアニメーター・田中将賀だ。「『君の名は。』十年ですか/こうして皆さんに愛される作品に携われたこと。十年前のあの時と同じ気持ちで今もアニメーション制作に携われていることに感謝の思いでいっぱいです(略)」というコメントとともに、久しぶりに描いたという三葉のイラストを投稿している。

 『君の名は。』10周年に反応したのは、映画制作を手掛けた作家ばかりではない。アパレル等を手掛けるブランド「グラニフ(graniph)」と新海誠作品のコラボグッズが展開された際にイラストを手がけた中村佑介は、当時のイラストを「『君の名は。』公開10周年おめでとうございます🎉」というコメントともに投稿し記念日を祝福した。

 「ずっと真夜中でいいのに。」のミュージックビデオやTVアニメ『ダンダダン』第2期のエンディング映像などを手掛けるアニメーター・こむぎこ2000も『君の名は。』の10周年を祝うポストを投稿した。自身も活動10周年を迎え、大規模な個展を開催しているこむぎこ2000にとって『君の名は。』は創作活動をはじめたきっかけの作品なのだという。『君の名は。』が活動を始めたきっかけとなった作家。「僕は『君の名は。』を公開日に観て絵を描き始めました。今日で10周年でした。個展あと5日で終わりです」と思いを綴った。

 国内の興行収入は250億円を超えるなど、社会現象を巻き起こした『君の名は。』。10年の時を経てもなお、多くの人々の心に色褪せない感動を残し続けていることが今回の投稿からうかがえる。

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