独身を心から愛する生き方とは? データで迫る注目の書『私は私で満ちている』刊行

 ベラ・デパウロ著・村井理子訳『私は私で満ちている』(サンクチュアリ出版)が7月7日に刊行された。

 本書は、独身研究の第一人者として知られる社会心理学者ベラ・デパウロによる『Single at Heart』の邦訳。「独身=欠落・孤独」という固定観念を科学的な根拠をもって見つめ直し、独身という生き方を心から愛し謳歌する人々を「シングル・アット・ハート」と定義することで、新しい時代の生き方を提示する一冊となっている。

 本書は個人の体験談ではなく、世界100ヵ国以上・25万人を超える人々を対象とした研究データに基づいて構成されている。20代から70代まで、多様な背景を持つ41名の声を通して、独身を「欠落」ではなく「自分に合った選択」として生きる姿を描く。原書『Single at Heart』は、アメリカでIndependent Publisher Book Award金賞、NYC Big Book Award優秀作品賞を受賞し、英タイムズ紙「2024年ベスト自己啓発書」にも選出された。日本を含め世界7カ国語に翻訳されている。

 全9章構成で、「圧力」「自由」「孤独」「友だち」「子ども」「性」「老後」といったテーマを扱い、各章の末尾には「支えてくれるみなさんへ」「独身の人生に不安を感じている人へ」「シングル・アット・ハートたちへ」というメッセージが添えられている。

 著者のベラ・デパウロはハーバード大学で博士号を取得した社会心理学者で、バージニア大学で20年以上にわたり心理学教授を務めたのち、現在はカリフォルニア大学サンタバーバラ校で研究活動を行っている。30年以上にわたり「独身の人生」を研究しており、自身も72年間独身を貫いてきた。TEDx講演「What no one ever told you about people who are single」は180万回以上再生されている。

 翻訳を担当するのは、エッセイストとしても知られる村井理子。訳書に『ゼロからトースターを作ってみた結果』『黄金州の殺人鬼』などがある。

■書誌情報
『私は私で満ちている』
著者:ベラ・デパウロ
訳者:村井理子
発売日:7月7日
出版社:サンクチュアリ出版
ページ数:304ページ

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