柚木麻子『BUTTER』特装版、名久井直子デザインのバター風スリーブケース入りで登場 7月26日にはサイン会も

 柚木麻子の長編小説『BUTTER』の特装版が、7月23日に河出書房新社より発売される。

 本作は、婚活連続殺人事件の容疑者・梶井真奈子と、彼女を取材する週刊誌記者・町田里佳の対話を通じて、欲望と食、そして女性の生を描き出す長編小説。英訳版はイギリスでブリティッシュ・ブック・アワードのデビュー小説部門受賞など4冠を達成し、世界40か国・地域で翻訳出版が決定。累計部数は世界170万部を突破している。

 特装版は、ブックデザイナー・名久井直子によるブックデザインで、バターパッケージを思わせるスリーブケースに収められた上製単行本。6月15日発売の河出文庫版に続く記念版として、大きな判型で造本を楽しめる特別仕様となっている。

 今回の特装版は、6月15日発売の河出文庫版に対して「単行本は出さないんですか?」「大きな判型で読みたい」「すでに1冊持っているので、保存用がほしい」など、文庫版以外の仕様を求める読者からの声を受けて発売が決定したもの。これを受け、名久井と編集部で新たな造本のあり方が検討された。

 あわせて、刊行記念サイン会の開催も決定。7月26日に紀伊國屋書店 新宿本店 9階イベントスペースにて15時よりスタートする。予約受付は6月15日正午より開始される。

 著者の柚木麻子は1981年東京都生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞し、2010年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。2015年には『ナイルパーチの女子会』で第28回山本周五郎賞を受賞した。本作『BUTTER』の英訳版は2024年に刊行され、ブリティッシュ・ブック・アワードのデビュー小説部門を日本人作家として初受賞、ウォーターストーンズ・ブック・オブ・ザ・イヤー選出など4冠を達成。第7回野間出版文化賞も受賞している。他の著書に「ランチのアッコちゃん」シリーズ、『伊藤くん A to E』『らんたん』『ついでにジェントルメン』『オール・ノット』などがある。

■イベント情報
『BUTTER』刊行記念サイン会
日時:7月26日 15時スタート
場所:紀伊國屋書店 新宿本店 9階イベントスペース
予約受付開始:6月15日 正午12時

■書誌情報
特装版『BUTTER』
著者:柚木麻子
装幀:名久井直子
仕様:上製/46変形判/スリーブケース入り単行本/488ページ
価格:3,960円(税込)
発売日:7月23日
出版社:河出書房新社

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