東野圭吾『夢はトリノをかけめぐる』に本人描き下ろしイラスト全面帯が登場 累計10万部突破記念

 東野圭吾の『夢はトリノをかけめぐる』(光文社文庫)が発行累計10万部を突破。それを記念して、著者本人による「描」き下ろしイラスト全面帯を制作、1月下旬より出庫を開始した。

 直木賞授賞パーティの翌日、受賞作家は成田にいた。隣には何故か、人間に化けた作家の愛猫・夢吉が……。彼らが向かったのはイタリア・トリノ。指さし会話で国際交流をしながら、驚きと感動に満ちた観戦旅行が始まったーー。冬季スポーツをこよなく愛する著者が描く、全く新しい観戦記。

東野圭吾描き下ろしの全面イラスト帯の展開によせて

編集:『夢はトリノをかけめぐる』10万部突破おめでとうございます。今回カバーイラスト描きおろしの理由をお伺いしてもよろしいですか?
(東野は夢吉に目をやりながら)
東野:「誰が主役かはっきりさせろ!」とあいつがうるさいので。
編集:たしかに作中でもプンちゃん(夢吉の愛称)大活躍ですもんね!次にプンちゃんに質問です。『夢はトリノをかけめぐる』の執筆時の思い出はありますか?
夢吉:直木賞授賞式の翌日で、おっさんは酔っ払って飛行機に乗り遅れそうになった。
編集:過密スケジュールだったんですね。当時の担当編集からも大変だったと伺っています。2006年に開催された冬季スポーツのことを思い出しながら、ぜひ読んでほしいですね。

著者プロフィール

東野圭吾 ひがしのけいご
1958年、大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞。’99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、’12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、’13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、’14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、’19年に第1回野間出版文化賞、’23年に第71回菊池寛賞、24年に第28回日本ミステリー文学大賞を受賞。’12年に『容疑者Xの献身』がエドガー賞最優秀小説賞、’19年に『新参者』で英国推理作家協会賞にノミネートされる。’23年に紫綬褒章を受章。近著に『クスノキの女神』『架空犯』『マスカレード・ライフ』がある。

■書誌情報
『夢はトリノをかけめぐる』
著者:東野圭吾
価格:740円(税込)
発売日:2009年2月20日
出版社:光文社
レーベル:光文社文庫

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