AKB48小栗有以、20周年コンサートで先輩の凄さ実感 2026年は「現役メンバーの力で走っていきたい」と意欲

 AKB48の小栗有以が12月20日、都内で行われた初のフォト&スタイルブック『AB型の左利き』(宝島社刊)の発売記念イベントに登壇。20周年コンサートを振り返り、2026年のグループ活動に意欲を見せた。

 同作は大分県でロケを実施し、自然を満喫する姿からフォトジェニックな写真など幅広く収録。さらに、メイクや愛用スキンケア、ボディケアの美容情報、お気に入りの私服紹介、100のQ&Aなどパーソナルな部分も深堀りした1冊に仕上がっている。

タイトルは雑談中に決定「AB型の左利きでよかった」

 発売を迎えた心境を聞かれた小栗は「AKB48が20周年を迎えて、武道館でコンサートをさせていただいたとき、会場の半分くらいが女性ですごく驚きました。ファン層が変化してきている今、男性女性問わずいろいろな方に楽しんでいただけるフォト&スタイルブックが発売できてうれしいです」と喜んだ。

 撮影の思い出には「お馬さんと写真を撮ってるページがある」と前置きをし、「12歳でAKB48に入ったタイミングから『オグリキャップだね』と言われていたんです。有名なお馬さんがいたことを知ってから身近にお馬さんを感じていたので、初めてお馬さんと写真が撮れて、後ろに乗れたりもして楽しかったです」と声を弾ませた。

 タイトルは「撮影の雑談の中で決まった」と告白。普段から「血液型なんですか?」って聞くのが好きとのことで、「スタッフさんに聞いている中で『私はAB型で左利きなんです』と言ったら、『いいじゃん。それタイトルにしたら面白いね』って流れで決まったんです」と経緯を話した。これまでは「変わっていると思われがちだった」というが、このタイトルを付けてからは「AB型の左利きでよかったって思いました」と心境の変化を明かした。

 後輩の長友彩海は、同作をオンライン予約して買ってくれていたそうで「届いたときにすぐサインさせていただきました!」とにっこり。12月26日には24歳の誕生日を迎えるが、大人になったと思う瞬間を問われると「今までは自分自身に精一杯でメンバーと一緒にどこかに出かけることが少なかったんですが、つい先日は長友彩海ちゃんとクリスマスディズニーに行きました。後輩と接する機会が増えて、全体を見られるようになったかなと思っています」と口にした。

先輩たちから激励「今のAKB48は自信を持ちなさい」

お気に入りのページを見せる小栗有以

 この日は、12月4日から7日にかけて、武道館で行われたAKB48の20周年コンサートについて語る場面も。同コンサートには「神7」の前田敦子、大島優子、篠田麻里子、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美が登場するなど大きな話題となった。ともにステージに立ったことで「卒業生の皆さんの凄さを感じました」と言い、「高橋みなみさんが一声出しただけで気持ちが高まって、メンバー全体にみなみさんの迫力、気持ちが伝わって一気にギアが上がりましたね。力強さに圧倒されました」と回顧した。

 AKB48は、6年ぶりに紅白歌合戦への出場が決まっている。6年前に同番組に出演した際は、緊張していたことを認めるも「今は緊張していられない」と述べ、「先輩方から『今のAKB48は自信を持ちなさい』と言っていただけました。『私たちが今のAKB48だ』って自信を持ちながら、楽しく挑みたいです」と言葉に力を込めた。

 最後に、2026年の目標を「AKB48としては、現役メンバーの力でしっかり走っていきたい。個人としては、毎年発表されるブレイクタレントランキングに入れるように頑張りたいです」と発表。ランキング入りのためには「目を背けていたかもしれないSNSを頑張って、いろいろな方に刺さる発信をしていきたい」と具体的な取り組みを語り、今後の活動への意欲を見せていた。

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